宛名職人とBento

パソコン・インターネット

年賀状作成、と言うか、住所録管理に宛名職人Ver.14を使っています。

私の宛名職人歴は結構古く、Performa 5420にバンドルされてきた、宛名職人Ver.5の頃から使っています。一年おきくらいにバージョンアップ版を買って、最後に買ったのはVer.16です。

でも、Ver.15は残念な感じで、改善される事を期待してVer.16を買ったのですが、これもやっぱり残念でした。う〜ん。

宛名職人をVer.14のまま使っていたのは、住所録の書き出し(export)で履歴を出力できるのが、Ver.14までだからです。Ver.15/16は、履歴を書き出せません。仕様だそうです。多分、他の住所録ソフトに移行されるのを防ぐ為なんでしょうね。

そんな訳で、ずっとVer.14のままでした。

ところが、OS X 10.7 Lionが発売されて、衝撃の事実が分かりました。Lionは、PowerPCソフトを実行する為のRosetta環境が使えないのです!!

それが、どういう影響を及ぼすかと言うと、宛名職人Ver.14がPowerPCアプリだからです。

Lionだと、宛名職人Ver.14が全く動かないと言う事になります。これは困った…。

実は以前から、住所録管理を、別のソフトに移そうと思っていました。

Mac OS Xのアドレスブックでも良いのですけれど、履歴管理とかができません。そこで目を付けたのが、Bento4です。

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アドレスブックと連携できる、簡易データベースです。

実は、宛名職人Ver.5を使う前までは、クラリスワークスのデータベース機能を使って、住所録管理をしていました。なので、データベースソフトを使うのには、それほど抵抗がありません。

FileMaker社から、Bento4の無料評価版をダウンロードできます。

FileMaker社屋を見てきました。

20110827filemaker

Bento4使ってみた所、悪くないです。と言うか、使い方があまり良くわからないのですが、他に適当なデータベースソフトがありません。

いつか、買おう! と思っていたら、値下げされました。

Bento4は、5,800円から4,300円になりました。1,500円も安くなっています!

Lionも発売されたし、値下げされたし、もうこれは買うしかないでしょう!

宛名職人のデータをCSV形式で書き出して、Perlでちょっと整形して、Bento4に読み込ませて…。と言う事をやっていたのですが、それほど簡単ではありませんでした。

宛名職人のデータをなるべく活かしつつ、Bento4/アドレスブックで使える様にするには、結構いろいろ考えなければなりません。

きちんと読み込む為には、Bento4内の「アドレスブック」テンプレートを作り込まなければなりません。連名とか、どうすれば良いのかな? う〜ん、難しい。

住所録管理をBento4/アドレスブックに移行しても、それをハガキに奇麗に印刷できなければ仕方ありません。

Bento4は、ラベル印刷はできるのですが、ハガキへの印刷はできません。残念。

アドレスブックをハガキ印刷できるソフトがありました。

おぉ! すばらしい。Mac OS X 10.6 Snow Leopardの頃に試してみて、良さそうだったのですが、現時点ではLionのアドレスブックに対応していません。残念だ〜。でも、作者の方が、前向きに対応を予定されているので、多分、大丈夫でしょう。

でも、残念ながら、あまり凝った宛名印刷はできないんですよ…。私が年賀状の宛名印刷に使っている形にはできませんでした。

結局、Bento4/アドレスブックで住所録管理をして、印刷の時だけ宛名職人を使う事になりそうです。

なお、宛名職人がLion対応になるのは、Ver.18からです。

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Bentoで、住所録管理をされている方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか? 私が見つけたページを紹介しておきます。

(追記 2011-08-30 15:18)

Bento4もダメかも。

Posted by お市のかた