再びiPod miniのバッテリーを交換
2年半前に、iPod miniのバッテリーを交換しました。
iPod miniのバッテリー交換に関する概要は、上記の記事をご覧下さい。
2年半経過して、再びバッテリーが劣化して、一時間程度しか持たなくなりました。
上記の予定通り、子供にiPod miniを譲る機会に、iPod miniのバッテリーを交換しました。本当は、16 GBのCF(コンパクトフラッシュ)に換装もやろうかと思っていました。子供に聞いた所、不要との事でしたので、見送りました。
前回は、ロワのバッテリーを使ったのですが、純正バッテリーに比べ、自己放電が激しい感じがしました。そこで今回は、別のバッテリーを使う事にしました。
[amazonjs asin="B000T4UU9I" locale="JP"]720 mAhで2,180円なので、こちらの方がお得だと思います。
次の商品が届きました。
前回、C clipを外すのに手間取りました。前回は、マイナスドライバーでグリグリやって外しました。そのせいで、外装(塗装)に傷がついてしまいました。
今回は、その反省から、専用工具を導入しました。スナップリングプライヤーです。
予想していたより、小さな工具でした。ホームセンターで、300円でした。
用意した物は、次の通りです。
- iPod mini
- 交換用バッテリー(プラスチックのヘラ付き)
- ドライヤー(1000 W)
- プラスドライバー(細)
- スナップリングプライヤー
おおまかな手順は、次の通りです。
- 電源が切れた状態で、HOLD
- 本体上下の白いプラスチックカバーを外す
- 本体下のC clipを外す
- 本体下のフレキケーブルを外す
- 本体上のビス(ネジ)2本を外す
- 中身を、下から上に押し出す
- バッテリー交換
- 中身を、上から慎重に押し込む
- 本体下のフレキケーブルをつなぐ
- HOLDボタンを解除し、動作確認
- 電源を切って、HOLD
- 本体下のC clip取り付け
- 本体上のビス(ネジ)2本を取り付ける
- 本体上下の白いプラスチックカバーを取り付ける
作業の途中で電源が入ってしまうので、1番のHOLDをやっておいた方が良いと思います。途中で動作確認をしますが、HOLD解除→ロックの位置を合わせておかないと、プラスチックカバーをはめられません。
C clipの取り外し・取り付け、フレキケーブル(フレキシブルケーブル、フィルムケーブル)の取り外し・取り付けの時、フレキケーブルを傷つけないように注意して下さい。以前検索した時には、フレキケーブルを傷つけると言う失敗が一番多かったです。フレキケーブルに傷がつくと、クリックホイールが使えなくなります。
バッテリーを交換した後、本体を元に戻すのが、結構大変です。多分、途中で引っ掛かると思います。無理をせずに、微妙にずらしながら、ピッタリ入る所を探します。
では、実際の交換作業に入ります。
1番は省略します。知らない人も居るかもしれないので書いておきますけれど、iPod miniの電源を切るには、再生ボタンを長押しします。
2番は、次の図のように。1000 Wのドライヤーで、30秒〜1分程度暖めれば十分だと思います。暖め過ぎると、本体が熱くなり過ぎて、持てなくなります。
プラスチックカバーは、強力な両面テープで貼り付けられています。暖めて、糊を柔らかくする作戦です。気休め程度かもしれません。
プラスチックのヘラで、隙間を拡げながら、プラスチックのヘラの先を押し込みます。
かなりしっかり貼り付けられているので、パリパリではなく、バリバリっとなるかもしれません。
上のプラスチックカバーも同様です。
3番目に、C clipを外します。C clipの穴に、スナップリングプライヤーの先端を差し込み、挟みます。
反対側も同じように外します。ただし、フレキケーブルがありますので、気をつけて下さい。
4番目の作業は、フレキケーブルの取り外しです。C clipを外した後に、フレキケーブルを外します。プラスチックのヘラで、引っかけながら、少しずつ外します。作業中の写真を撮り忘れました。
外すと、次のような感じです。
5番目に、上側のビス(ネジ)2本を外します。作業中の写真を撮り忘れました。プラスドライバーで外しますが、最初は固いかもしれません。ネジ穴を潰さないように気をつけて下さい。
中身を取り出す準備が終わりました。
6番目の作業として、本体下から、中身を上に押し出します。プラスチックの棒などで、押し出して下さい。
7番目の作業は、バッテリー交換です。
- バッテリーのコネクタをつまんで引き抜きます。
- 新しいバッテリーを取り付けます。コネクタは、正しい向きにしか、刺さらないようになっています。
- 旧バッテリーの裏側に、ウレタンが付いているかもしれません。念のために、移植しておきます。
交換すると、次のようになります。
8番から14番までが、組立です。写真が無くてすみません。
8番が、一番難しいです。自分でも、どうやったのか、良くわかりません。少しずつ、角度を調整すると、あるポイントでスッと入ります。力で押し込むのとは違います。
押し込む時に、液晶側にゴミが入らないように気をつけて下さい。
9番の、フレキケーブルの接続は慎重に。ここは、それほど難しくないと思います。
10番、11番で、動作確認をしておきます。電源が入るかどうかと、クリックホイールの動作確認です。
12番の、C clipの取り付けの時も、フレキケーブルに傷をつけないように気をつけて下さい。C clipを取り付けた後で、動作確認をしておいた方が良いかもしれません。
13番の、ビス(ネジ)留めは、難しくないと思います。ビスを、本体内部に落とさないように気をつけて下さい。本体を横にして作業すると良いと思います。
14番で、組立が終了です。
気休め程度と思うのですけれど、プラスチックカバーを貼り付けた後で、ドライヤーで30秒ほど暖めて、再接着させます。
これで完了です。
新しいバッテリーは、3、4回、充電・放電サイクルを繰り返さないと、性能を発揮できないらしいです。
iPod miniのバッテリー交換作業は、検索するといろいろな所が出てきます。検索ワードは、「iPod mini バッテリー 交換 作業」位が良いでしょう。CF(コンパクトフラッシュ)化もしたければ、検索ワードを追加して下さい。
次のページが、わかりやすかったです。ありがとうございます。
記事をまとめるの、疲れました。今更とも思うのですが、未だに、検索されてくる事があるので、頑張ってみました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません