機動戦士ガンダム 0080ポケットの中の戦争
前から見てみたいと思っていた、「機動戦士ガンダム 0080ポケットの中の戦争」がBS11で放送していたので、見ました。放送されるのを忘れていて、第一話は途中からしか見る事が出来ませんでした。でも、残りは全て見たので、話はわかりました。
あらすじは、サイド6で極秘裏に開発が進められている連邦軍のモビルスーツを奪首あるいは破壊するために、ジオンのサイクロプス隊が潜入し行動します(ルビコン計画)。主人公(アル)はサイド6に住む小学生で、少年がその過程に関係して行く様子が描かれています。
サイクロプス隊は、作戦の途中で、ジオン軍のバーニー(バーナード・ワイズマン)以外が戦死し、そのバーニーも、最後に連邦軍のクリス(クリスティーナ・マッケンジー)が操縦する連邦の新型モビルスーツ「GUNDAM RX-78 NT1(ALEX)」によってザクに乗ったまま戦死してしまいます。
アルも、バーニーもクリスも顔見知りです。バーニーとクリスは、お互いに魅かれる物があったようです。ですが、最後の戦いでお互いが操縦している事を知らずに殺し合います。その全てを知ったアル。こうなってしまった原因は、ほとんど全て、アルが作り出した物なのです…。
こんな状況を作りだしてしまったら、おそらく私は耐えられないでしょう。その前に、このような行動をする少年では無かったと思いますが…。
「ポケットの中の戦争」は、非常に悲しい結末を迎えます。こんな思いになったガンダムは初めてです。
この放送の後、銃の乱射事件を知りました。最初は、「また、乱射か。アメリカって、銃社会だから大変だよな…。」と思っていたのですが、後でちゃんと記事を読んで、佐世保のスポーツクラブが現場だった事を知りました。
アニメの中の戦争による死者と、現実社会での事件による死者。話を一緒にするのは不謹慎かも知れませんが、人は簡単に死んでしまうと言う事を認識させられました。
話は変わりますが、「ポケットの中の戦争」の絵を見ていて、「超時空要塞マクロス」の様な絵をしたガンダムだと思いました。それで気になって、マクロスのWikipediaを見ていたら、その主人公「一条輝(ひかる)」の声優の長谷 有洋(はせ ありひろ)さんは、もうずいぶん前に亡くなっていた事がわかりました。