終戦記念日に
昨日は、終戦記念日、もしくは敗戦記念日。朝、テレビをつけたら、NHK教育テレビで、対馬丸〜さようなら沖縄〜 をやっていたので、そのまま見る事にした。
恥ずかしながら、このテレビを見るまで、対馬丸の事について全く知らなかった。犠牲になった子供たちや遺族に対しては、素直にかわいそうと言うしかない。
wikipediaを見ると、対馬丸を撃沈した潜水艦は、対馬丸の目的や素性について、すべて知っていたと書かれている。疎開も、戦争活動のひとつだから、妨害すると言う事なのだろうか?疎開が成功すれば、その子供たちは兵隊となって、逆襲してくる可能性もあるわけだし…。
「戦時下の日本では、すべての日本人が戦争協力者だった」と意見するアメリカ人をテレビで観た事がある。そう言われると、反論できなくなってしまう。直感的には、「たとえそうであったとしても、民間人を襲っていい事とは違う」と思うのだけれど。
それはさておき、小泉首相はやはり、靖国神社へ参拝に行ってしまった。戦没者追悼式だけでは、気が済まないのだろうか?戦争犠牲者に対する追悼と言う意味では、戦没者追悼式の方が、重要だし、十分だと思うのだけれど。
テレビでは、小泉首相が靖国神社を参拝するバックグラウンドに「特攻隊の日記を読んだから」というのが放映されていた。靖国神社には、そうやって亡くなった人も祀られている訳だけど、その戦争を起こした人も祀られている訳ですよ?
小泉首相は、「A級戦犯に対して、参拝している訳ではない」と言っているけれど、形としては、靖国神社に祀られている人全員を参拝している事になってしまう。それが、なぜ、分らないんだろう。それに対する説明もないし。
もし、参拝するのなら、合祀問題を解決してからにして欲しい。
もっと、平和を守る事に力を入れて欲しい。まさかそれが、アメリカに協力する事なんて、言わないでしょうね?平気で戦争を仕掛ける国に協力するなんて。
経済や(平和利用目的な)技術で協力する事は、全然問題無いんだけどな。
このBLOGでは、政治に関する事はあまり書かない様にしているんだけど(本当は書けない?書く能力がない?)、せめて、一年に一回くらい、平和についてちゃんと考える事が必要だと思う。
ディスカッション
あ、今、コメント書こうとして、その前にちょと伸びをしたらプリンターが・・あ〜壊してしまった。orz
紙受けだからまあなんとかなるけれど。すいません。変なこと書いて。
最恐国、最悪国というか黒幕はだんだん誰の目にも明らかになってますが、誰もがノーといえない。
いつの時代も、真実を知る人はいて・・
でも、今は、インターネットなどを通して、影に光が差すようになってきている。だから、真実に近づく人は多くなる。けれど、真実を知っても、それを受け入れるかどうかは聞く耳にかかっている。たぶん、誰よりも、真の情報に近い方が、聞く耳が無い結果をあれほどはっきり見せてくれて、なにかとても勉強になりました。しかし、自分はできればそんなふうにとりたくなくて、一度、腹を割って話してみたいなぁとも思っています。
政治家は、政治家なりに苦労もあるのでしょう。
国に影響を与えるほどではありませんが、心を救い、人を生かしうるのは、これもまた人間の思いであり、愛のわざであろうかと思います。もしかしたら、国家とは何かが問われているのかもしれません・・
コメントありがとうございます。なかなか高尚なコメントをいただき、そしゃくするのに苦労していました。
つるさんのBLOGに紹介されていた、宗男日記を読みました。彼の考え方がまっとうで、びっくりしました。「外交は人である。」良い言葉ですね。
それと同じで、国家も人の集まりだと思います。今の国民レベルが低いから、ああいう人を首相に選んでしまうのでは無いでしょうか?
次の首相はどうなるんでしょうか?同じ路線なのかな?