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たかまつななさんの「人を惹きつけるプレゼンテーションの作り方」を受講してきました

1月23日に、新宿文化センターで開催された、たかまつななさんの「人を惹きつけるプレゼンテーションの作り方 を体験しよう」に出席してきました。私は今まで、プレゼンテーション方法の講義を受けたことはあります。今回の講座では、芸人であるたかまつななさんの視点からのコツを詳しく聞けて、とても参考になりました。

人を惹きつけるプレゼンテーション

新宿文化センター

場所は、新宿文化センターです。

新宿文化センター

雪の積もった次の日で、まだ雪が道端に残っていました。

講座の内容は、だいたい次の通りです。

私が有料講座のレポートを書くのは、次の理由からです。

  1. 自分の記録のため
  2. 他の方がレポートを読んで、次回は行きたいと思ってもらうため
  3. 行きたくても行けなかった人に報告するため

手元のメモを元に、簡単にレポートします。実際の講義のプログラムと合致していないところもあると思いますが、ご容赦ください。それほど綺麗にメモを取っているわけではないので。

プレゼンテーションの手本

30秒で自己紹介

まず最初に、「30秒で自己紹介」を見せてもらいました。本当にほぼ30秒で、たかまつななさんの事がわかりました。芸人さんは、例えばエレベータの中で、プロデューサーさんと一緒になった時、30秒で自己紹介できれば、覚えてもらえるので有効と言う話をされていました。このテクニックは、名刺交換やパーティーなどでも使えます。確かにそうですね。自分自身の事を、30秒で紹介できたら、すごいな。新しい場所に出かけた時は、必ず自己紹介があるので、ぜひ身につけておきたいテクニックです。

「笑える! 政治ショー」を10分でプレゼンテーション

たかまつななさんの講座の一つの「笑える! 政治ショー」を、クライアント向けのプレゼンテーションをしてもらえました。所要時間10分です。最後はマキが入りましたが、予定通りの10分弱で終了しました。素晴らしいです。非常にわかりすく、自分がクライアントの立場だったら、講演を依頼してみようかな? と思いました。

このプレゼンテーションの後、一般的なプレゼンテーションだったらどうなる? と言う対比がありました。

わかりやすいプレゼンテーションは簡潔さから

うまいプレゼンテーションと思わせるテクニックの解説は、講義の後半でありました。この場では、わかりやすいプレゼンテーションは、簡潔にする事が大切と言う事が強調されていました。簡潔に見える様にするためにはどこを目立たせるかが重要で、例えば、大事な数字を強調する事が挙げられていました。簡潔にするためには、ストーリー作りが重要で、現在、過去、未来がわかる様にまとめる必要があるそうです。

プレゼンテーションの作り方

具体例を挙げる

例えば、選挙で勝敗を分けるのはたった一票で、その実例を持ってくる話をされていました。

論旨をそぎ落とす

何をプレゼンテーションするかを決めたら、論旨を明確にするため、たかまつななさんは付箋を使いながらまとめているそうです。付箋に必要なことを書き出して、分類し、ストーリーを組み立てています。

想像させる

プレゼンテーションを聴く人に想像させる事が必要だと話されていました。その例として「例えツッコミ」が挙げられていました。ですが私は「例えツッコミ」がどう言うものだかわかりませんでした。次のページを見てわかりました。ありがとうございます。

この例えツッコミは、とても難しく、プレゼンテーション初心者が、一朝一夕にマスターできるものではありません。芸人さんは、しっかりと事前に準備をされているそうです。それと同時に、滑った時の対処方法も用意しているそうです。滑った時の対処方法は、お笑い養成所で、最初に習う事なのだとか。

たかまつななさんはお嬢様芸人として振る舞うために(本当にお嬢様なのですが)、金持ちであることをネタにしたり、下々の者たちを見下す様なネタを繰り出す方法を準備しているそうです。こう言う視点は、他のプレゼンテーション講座では教えてもらえません。

プレゼンテーションの実践

用意するもの

スライド、カンペ、配布資料だそうです。スライドは当然ですが、カンペの存在には驚きました。PowerPointだと、各スライドにノートを記入できて、プレゼンテーションの時に確認する事ができます。ですが、たかまつななさんは、紙で1枚にまとめたカンペを使用しているそうです。これは、どんなに長くても同じで、1枚にする事が重要だそうです。1枚であれば、全体の中の割合を簡単に把握できて、時間配分も簡単にできるからだそうです。なるほどと、思いました。

見た目

プレゼンターの見た目の重要性を説かれていました。アメリカ大統領選で、ケネディはテレビ向けの衣装を、ニクソンはそれを気にしない衣装で臨みました。姿の見えないラジオでは、ニクソンが優勢だったそうですが、実際はテレビ映りの良いケネディが勝ちました。

たかまつななさん自身は、以前はイエローベースで、今はブルーベースの衣装だそうです。その理由は、カラーコーディネイターにカラー診断をしてもらい、たかまつななさんに合う色を選んでもらったためだそうです。

私も、カラー診断を受けてみたいです。

タイミング

実例として「2ドル未満で生活する人口」の後に間をもたせて「25億人」と発表する事が挙げれれていました。これを、同時に出してしまうと、聴衆を惹きつけられないそうです。アニメーションの多用は禁物ですけれど、この様なアニメーションだったら、有効そうでした。

注意を引く

これは、言葉かけをして、注意を引くテクニックです。「ここはメモしてください」とか「3ページ目を見てください」とか、具体的な指示を出します。

自信を持つ

実は、これが一番大事とお話しされていました。その人の等身大で、プレゼンテーションをすれば、自信につながっていく、と言う様な話をされていたと思います。プレゼンターによって、話し方や知識量が違う訳ですけれど、有名人の中から、同じ性別で、自分と近い人を見つけて、その話し方を参考にすれば良いとお話しされていました。

質疑応答の裏技

質問が来た時に、知っている事なら答えられるけど、そうで無い事は答えられません。事前シミュレーションが必要です。いわゆる、想定質問です。裏技として、みんなが知りたがる重要なことをワザと説明せずに、それを質問させる方法を挙げていました。ですが、その質問が来た時に「待ってました!」と言う顔をしてはいけないそうです。

コードスイッチング

最初、何の事かわかりませんでした。みのもんたさんの例を挙げて説明されていました。要するに、話す時に、話す立場や役割を変えながらと言う事の様です。田中角栄さんだったら「新潟弁」と「標準語」、小泉純一郎さんだったら「丁寧語」と「タメ口」となどです。

これも難しいテクニックですが、プレゼンテーションの中で「セリフ口調」を目指すのが一番簡単な方法だそうです。

一人目のお客様は自分自身

そのプレゼンテーションを、自分自身で聞いてみて、納得できるか、嬉しいかを基準に考えれば良いそうです。自分が欲しく無いものを、他人が欲しがるわけがありませんから。

プレゼンテーション実例

笑下村塾のスタッフさんは、元広告会社にいたそうです。その時の実例をプレゼンテーションされていました。内容はわかったのですけれど、文字が小さかったり、スライドがビジーだったり、プレゼンテーション全体の流れが掴みにくかったりと、少し残念な感じでした。

プレゼンテーションのコツとして、プレゼンテーションに使う情報量を、聞く担当者と同レベルにする事が重要だと話されていました。納得です。

Q&A

質問が5つ出ました。後半は、時間配分を考えて、ささっと答える、非常にスッキリした回答方法でした。

Q1. 冗談の比率は?

冗談を交えると、伝えたい事が伝わらない事があります。両者の配分をどうしていますか?

A1. 一つだけでいい

私は、本節を伝えるために、笑いを手段として使っているだけです。笑い→講演→笑い→講演と言う使い方をしています。

伝える事が本筋ですから、一般の方は、どこかで(冒頭で)笑いを一つ取るだけで十分だと思います。

Q2. 聞き手のニーズに合わせるには?

プレゼンテーションをしていて、聞き手のニーズと合わなかった時に、どうやって立て直しているのか?

A2. 場数が必要

そう言う時は、話す雰囲気を変えています。「笑える! 政治ショー」は元々、若者向けのプログラムです。高齢者が多い時にプレゼンテーションしなければならない時は、この人たちの孫なのだと、自分の設定を変えています。若者向けなら同世代に話しかける様に、高齢者向けだったら孫がおじいさん、おばあさんに話しかける様に、気持ちを切り替えます。

表情を見ながら、会場に合わせてエピソードを変えたりしています。例えば、入場してすぐの挨拶「ごきげんよう」にリアクションしてくれた人数で変えています。これには、場数が必要です。

ニーズと合わないと感じた時も、元気と笑顔を忘れなければ、乗り越えられます。

Q3. 初めてのプレゼンテーションのコツは?

私は、プレゼンテーションをした事がないのですが、初めてプレゼンテーションをする時の資料の作り方やコツは何でしょうか?

A3. 事前に練習する事と、初めてと言う強みを生かす

事前に、人前でプレゼンテーションの練習をする事です。私は、AO入試の時に、60回くらいやりました。50人に対して1回やるよりも、一人に対して50回やった方が良いです。

それと、初めてと言う事は、逆に強みになるので、先に言ってください。聴衆の雰囲気が温かくなります。私が駆け出しの頃、先輩から「最初に年齢を言え」と言われていたのに、忘れていました。途中で、司会の方が年齢について触れてくれて、19歳ですと答えたら、その後の雰囲気がとても優しくなりました。

Q4. 配布資料は?

配布資料の配り方の工夫はありますか?

A4. A4で1枚

A4で1枚にしています。全スライドを配ると、寝てしまう人がいるからです。

Q5. 感情を動かすテクニックは?

良いプレゼンテーションの基準となる、聴衆の感情を動かすテクニックには、どう言う事がありますか?

A5. 自分のコンテンツに自信を持つ事

ストーリーを伝えようとする気持ちですね。自分のプレゼンテーションは良いものだと思い込む気持ちが必要です。私がネタをやっている時も、そのネタに自信を持っているかどうかで、ウケが全く違います。

心の底から、自分の持ち物について考えて、コンテンツと感情のノリを合わせる事が重要です。自分でコンテンツを見ていて、感情が乗ってこないところは、何か問題があると考えて良いです。

最後に

たかまつななさんからのコメントです。

私は、人前で話すのが苦手でした。小学校の時、富士山の樹海に捨てられたゴミを見て、この現状をみんなに伝えたいと思いました。でも、話し下手だから、話せないのです。なので、読売聞子ども記者として活躍しました。ですが、文章だと伝わりきらないのです。私は、場数をこなして、話せる様になりました。苦手だった内容を理屈化して、場数をこなす様にしたのです。

話せる様になるには、人前で話す実践しかありません。

感想

1時間半の講演でした。非常にテンポよく進み、内容も良かったです。芸人ならではの工夫などが織り交ぜて説明され、違う視点からプレゼンテーションについて理解できました。

最後のまとめの「人前での実践」と言う事に、非常に感動しました。私も、どんどん人前で話して、プレゼンテーション上手、と言うか、自分が伝えたいことを、誤解なく相手に伝えられる様になりたいです。

たかまつななさんの「人を惹きつけるプレゼンテーションの作り方」を受講してきました”に“2”個のコメント
  • チハル より:

    こんばんは。お久しぶりです。
    なにか少しでも自分の血肉にしようとする姿勢、前向きで素敵だと思います。
    私自身は、人前でプレゼンをする機会がないのですが、仕事の話等していて、相手に言い返されると、もうそれ以上話すのが嫌になって黙ってしまうことがよくあります。
    相手が口をとんがらせていると余計にだめです。
    自分の頭がもっとやわらかくて、回転が速かったらな、と思います。

    • チハルさんへ、
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。
      興味がある事には熱心に取り組みますが、そうでない事には、なかなか取り組めませんが。できる範囲で、活動しています。
      私も、頭の回転が遅く、言い負かされてしまいます。論理立てして、説明するのが苦手です。ですが、話の上手な人に聞くと、やはり訓練だと返事が返ってきます。
      今回の講座でも、実践が大切と言われていたので、そうなのでしょう。講座では、プレゼンの場だけではなく、どんな時でも、講座の内容に気をつけて話す様にすれば良いと教えてもらえました。

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