Braun 320s-4の内蔵バッテリーを自力交換[追記あり]

2019年4月21日ファッション・アクセサリ,趣味

Braunの3シリーズ320s-4のバッテリー(電池)が弱くなってきたとの事で、修理しました。

[amazonjs asin="B005BJGKYU" locale="JP"]

検索すると、ブラウン髭剃りの電池交換の記事がありました。大変参考になりました。ありがとうございます。電池交換が可能な事がわかりました。ですが、電池にハンダ付けしています。これは、電池が高熱になり、大変危険です。

電池工業会からも、ハンダ付けはしないようにと、注意喚起されています。

海外のウェブページを探すと、次のページが見つかりました。

う〜ん、でも海外からamazon.com以外から通販しようとすると、勇気がいるな。

以下、上手く行った例ですが、改造を推奨する物ではありません。同様の方法を取ってケガや障害を負われても保障できません。ご承知おきください。

準備する物

  • Braun 320s-4
  • 交換用電池(ニッケル水素充電池単三2個)
  • T8(トルクス)ドライバー
  • マイナスドライバー
  • 両面テープ

交換用電池(ニッケル水素充電池単三2個)は、EVOLTAが余っていたので、これを使いました。

[amazonjs asin="B00C48RAWC" locale="JP"]

トルクスドライバーは、星型のドライバーです。

[amazonjs asin="B002SQLDU0" locale="JP"]

両面テープは、あまり厚みがない物の方が良いと思います。

[amazonjs asin="B00BPJLP3G" locale="JP"]

作業

  1. 網刃を外す
  2. モーターカバーを外す
  3. トリマーを外す
  4. 本体カバーを外す
  5. 内装カバーを外す
  6. 電池を外す
  7. 電池を取り付ける
  8. 内装カバーを取り付ける
  9. ACアダプタをつなぐ
  10. 本体カバーを取り付ける
  11. トリマーを取り付ける
  12. モーターカバーを取り付ける
  13. 網刃を取り付ける

(追記 2019-04-21 16:30)電池をセットした後、一度ACアダプタから充電しないと、エラーになって動作しません。

違う機種ですが、分解方法の動画がありました。ほとんど同じ手順で分解できます。あらかじめ予習しておいた方が良いと思います。

分解前

以下、分解を始めると、途中で壊してしまうかもしれません。また、元どおりに組み立てられないかもしれません。また、何かの事故で感電、その他事故に遭う可能性もあります。こちらでは一切責任を持てません。

1. 網刃を外す

これは説明不要でしょうか? 網刃の両側を押すと、外れます。外した後、清掃します。この機種は、水洗いOKです。

網刃取り外し

2. モーターカバーを外す

T8ネジ2本で止められています。

モーターカバーネジ

T8ネジを外した後、モーターカバーを外すことができます。

モーターカバービス取り外し

(追記 2019-03-23 23:30)この時、下の写真の通り、バネが付いている部品ごと外すのがコツです。

braun320sパーツ外し方

防水の為のゴムパッキンが付いていますので、間違って壊さないようにしてください。この時、防水パッキンの方向を記録しておいてください。防水パッキンには方向がありますので、きちんと覚えておいてください。デジカメで写真を撮っておくと良いと思います。防水パッキンに、出っ張りがあります。

モーターカバー取り外し

3. トリマーを外す

(追記 2019-04-21 16:30)トリマーを外さなくても、バッテリー交換は可能でした。

トリマーが、本体とひっかかっている部分を外すと外れます。トリマーを上段にズラした位置となります。トーションバネ(コイル付きバネ)が入っていますので、無くさないようにしてください。

トリマー分解

分解用の動画の48秒付近から、外し方になっています。

4. 本体カバーを外す

一番難しいところです。本体カバーは爪で引っかかっていますので、一箇所ずつ外していきます。全部で11箇所(表7箇所、裏4箇所)あります。

本体カバー爪

最下部の爪は、裏側にはありません。この最下部の爪を外してから、下へ引き抜きます。

本体カバー分離

5. 内装カバーを外す

内装カバーは、2本のT8ネジで止められています。

本体

内装カバーに、防水の為のゴムパッキンが付いていますので、壊さないように気をつけてください。

本体カバー分離

6. 電池を外す

基板を外すと電池にアクセスできます。両面テープで止められているので、はがして外します。プラス側とマイナス側を記録しておいてください。

電池ボックス取り外し

7. 電池を取り付ける

オリジナルの電池は、マイナス端子にも出っ張りがあり、ココを引っ掛ける仕組みになっています。出っ張りの部分の長さが不足するので、金具を少し倒して、接触する様にします。

電池ボックス電極

電池をセットします。プラス側とマイナス側を間違えないようにしてください。電池がズレない様に、電池を両面テープで貼り付けます。

電池ボックス

(追記 2019-04-21 16:30)電池をセットした後、一度ACアダプタから充電しないと、エラーになって動作しません。

8. 内装カバーを取り付ける

内装カバーを閉めます。防水パッキンを忘れないでください。

本体

9. ACアダプタをつなぐ

ACアダプタをつないで、本体のスイッチを押します。ちゃんとモーターが回りましたでしょうか? 内装カバーを取り付けてから本体スイッチを押すのは、AC100Vでの感電を防ぐ為です。うまくいったら、ACアダプタを外して本体のスイッチを押します。モーターが回れば成功です。

10. 本体カバーを取り付ける

本体カバーを取り付けます。爪をはめていきます。

本体カバー爪

11. トリマーを取り付ける

(追記 2019-04-21 16:30)トリマーを外さなくても、バッテリー交換は可能でした。

トリマーの取り付け方の動画があります。トーションバネの片側、クランクに曲がった部分があります。

トーションバネ

こちら側をトリマーにはめ込みます。

トリマー引っ掛け穴

反対側を本体にはめ込みます。

本体引っ掛け穴

そして、トリマーを本体に密着させ、パチンとなるところを探します。トリマーを上段にズラした位置となります。

12. モーターカバーを取り付ける

モーターカバーを取り付けます。防水パッキンを忘れないでください。また、防水パッキンには取り付け方向がありますので、注意してください。

モーターカバーネジ

13. 網刃を取り付ける

網刃を取り付けて完成です。

検証

髭剃り単体で、充放電を繰り返し、正常に充放電出来ることを確認します。

網刃も交換

網刃も傷ついていたので、交換しました。32Bと32Sのどちらも使えるようです。BlackとSilverの違いの様です。

ブラック網刃
[amazonjs asin="B00ZHYV96I" locale="JP"]

シルバー網刃
[amazonjs asin="B007NU5852" locale="JP"]

(追記 2019-04-21 16:30)

同型機で、バッテリー交換している動画を見つけてしまいました。参考になると思います。

Posted by お市のかた