宛名職人Ver.23と連絡先.appを同期
宛名職人Ver.23を使っています。ちょっとバグっぽいところもありますが、まあまあ、使えています。悪くない感じです。
[amazonjs asin="B01KJW6O0I" locale="JP"]住所録としてデータの整理ができたので、macOS XやiPhoneでも活用したいところです。宛名職人の住所を、連絡先.appに転送して、iCloud経由で同期するのが便利です。
宛名職人Ver.23の機能としては、連絡先.appで更新された内容を、宛名職人Ver.23に書き戻す(同期する)機能がありますが、私は「宛名職人Ver.23」→「連絡先.app」の一方通行でしか使っていません。つまり、同期する前に、「連絡先.app」内の連絡先を全件消去しています。
また、同期する前に、一旦宛名職人Ver.23のデータベースを別ファイルにコピーして、それを同期専用に使っています。同期した後は、そのデータベースを捨てています。だって、同期するだけで(宛名職人Ver.23から連絡先.appに転送するだけで)、それまで140MBだったデータベースが190MBまで、50MBも増えちゃうんですよ? 一体、何が行われているのかわかりません。
「宛名職人Ver.23」→「連絡先.app」には、名前、住所、電話番号、メールアドレス、誕生日などの基本情報がコピーされます。写真が付いていれば、それもコピーされます。また、宛名職人Ver.23のタグ対応する、連絡先.appのグループがあれば、それと対応付けられます。宛名職人Ver.14の時には、グループの対応が取られなかったので、これは大きな進歩です。
同期手順
次の手順で宛名職人と連絡先を同期します。
- 連絡先.appバックアップ
- 連絡先全件削除
- 住所録ファイルコピー
- コピーしたファイルを開く
- 住所録同期
- タグ、グループ関連付け
- 同期動作確認
- 同期実行
- 連絡先内容確認
- 宛名職人終了
- コピーしたファイルを削除
詳細内容です。
1. 連絡先.appバックアップ
失敗した時のために、連絡先の全件をアドレスブック形式で書き出します。操作は、
→ → です。2. 連絡先全件削除
宛名職人から連絡先にコピーするだけにする(逆のコピーをしない)為に、連絡先の全件を削除します。操作は、連絡先を⌘+aで全部選び、deleteを押します。削除していいかを聞かれますので、削除を押します。
3. 住所録ファイルコピー
ファインダーを操作して、宛名職人の住所録をコピーします。この操作は大丈夫ですよね? キーボードショートカットだと、ファイルを選んでから、⌘+dでコピーされます。
なぜ、住所録ファイルをコピーしているかというと、次の理由です。連絡先との同期が終わると、宛名職人のファイルサイズが異常に増えるので、これを避ける為です。多分、同期に必要な何かを追加していると思うのですが、ファイルサイズが140MBから190MBに50MBも増えるなんておかしいです。私は、宛名職人→連絡先の一方通行でしか使わないので、同期に使った宛名職人のファイルは後で削除しています。
4. コピーしたファイルを開く
そして、コピーした宛名職人の住所録ファイルをダブルクリックして開きます。
5. 住所録同期
宛名職人のメニューで同期を選びます。操作は、
→ です。そして、詳細設定ボタンを押します。
6. タグ、グループ関連付け
詳細設定ボタンを押すと、この画面になります。記憶した組み合わせを無視すると連絡先のグループと宛名職人のグループを指定するにチエックを入れます。これで、宛名職人のタグと、連絡先のグループが同じ名前の物同士が連携します。
その後、次へボタンを押します。「シンクロ対象を更新」の画面になるので、しばらく待ちます。
7. 同期動作確認
確認画面が出るので、「宛名職人のデータを連絡先に追加…」になっているのを確認します。大変ですが、最初は、全件調べた方が良いと思います。
8. 同期実行
更新ボタンを押して、同期を実行します。
9. 連絡先内容確認
連絡先に住所録の内容がコピーされている事を確認します。
画像を縮小しているので、読めるかどうかわかりませんが、スマートグループには「緊急連絡先SG」(SG: Smart Group)としています。これは、普通のグループと名前を変えて、同期がおかしくなるかもしれない事を予防するためです。
10. 宛名職人終了
宛名職人を終了します。
11. コピーしたファイルを削除
コピーした宛名職人の住所録ファイルを削除します。
同期結果
宛名職人で登録してある写真も、連絡先にコピーされるはずですが、私の環境では、何件か写真がコピーされませんでした。宛名職人で、写真をCtrl+xで削除(カット)した後、Ctrl+ vで貼り付ける事で回避しました。この作業で、宛名職人の中の写真保存形式が変わるのでしょう。
すべての写真が同期できない訳ではありません。同期できていない写真を探すために、次の方法を取りました。
まず、宛名職人で写真付きの物をスマートグループで検索しておいて、タグ付けしておきます。連絡先にも同名のグループを作っておきます。この時点で保存して、住所録を閉じます。
上記の作業で、上記の方法で連絡先と同期すると、写真付きのグループに、該当する人達が入っています。これを一人一人、連絡先.appで写真の有無を確認します。「写真付きグループ」の中で写真が無いものを見つけたら、宛名職人で、写真を一旦カットcmd+xし、ペーストcmd+vします。
この作業が終わったら、再度住所録を保存して閉じます。そして、再度、上記の同期をします。連絡先の写真付きのグループを確認して、写真が付いていれば、OKです。
この記事では、宛名職人から連絡先への登録について説明しています。
逆に、連絡先から宛名職人への人の登録ですが、私はVCARD経由での手動です。一度、宛名職人での同期も試したのですが、同性同名の登録などがあり(運用上の問題です)、上手く行かなかったのでやめました。
連絡先に追加する時は、メモ欄に「未登録」と書いておいて、連絡先のスマートグループで抽出しています。
宛名職人Ver.15、Ver.16も持っているのですが、これらは住所録をexportする時、年賀状の履歴を書き出せないという決定的な不具合(仕様)がありました。宛名職人Ver.23では、コンタクトXML形式で、年賀状の履歴を書き出せる様になっています。
宛名職人Ver.23を買いました
宛名職人Ver.23には、ちょっと、動作的に不安定な感じも残りますが、宛名職人Ver.14の同期よりも格段に良くなっています。これで、宛名職人Ver.23が普段使いのアプリになりました。
[amazonjs asin="B01KJW6O0I" locale="JP"]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません