「地獄八景亡者戯」初日を観てきました
本日、桂米朝師匠の追善芝居の「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)の初日を観てきました。大阪松竹座で公演されています。桂米朝師匠が生前得意とされていた演目を舞台化した物です。出演者に芸者「小糸」役で三倉茉奈さんが出演されています。
元が落語で、笑いを誘う内容で、お芝居もそれを目指していた様です。私は、その波に乗れず、笑い転げると言う事は出来ませんでした。途中、4、5箇所、私の笑いの琴線に触れるところがあり、そこは大笑いをしました。ですが、全体的には、笑いの世界に入って行けませんでした。
全体として、もう一つ、踏み込みが足りない様な感じがしました。それと、大阪のローカルネタを知らないと笑いについて行けない所がありました。ちょっと残念な感じです。(意見には個人差があります。)
初日だったので、役者さんも観客も硬かったのかなぁ? ここは笑いを誘ったり、盛り上げたりする所だよね? がうまく行っていなかった様に感じられました。今後、上演されて行く内に改善されるかとは思います。
役者さんは、皆さん頑張っていました。きっちり演じられていたと思います。初日だからなのか、桂ざこば師匠がセリフを忘れちゃった所があるのですが、周りの演者さんがカバーして何事も無かった様に話が進みます。むしろ、笑いに変えていたくらいです。すごいです。失敗した所も笑いに変えちゃいます!
舞台を観て、オリジナルの落語を聴きたくなりました。CD/DVDを注文しちゃいました。
[amazonjs asin="B000TLYFEW" locale="JP"]ホワイエには、桂米朝師匠の大きな写真が飾られていました。他、略歴が紹介されているパネルもありました。
開演に先立ち、出演者による初日挨拶と鏡開きがありました。無事に観られました。
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