戦後70年終戦記念日
本日、戦後70年の終戦記念日です。終戦記念日の日には、いつもとは違った記事を書いてます。
- 終戦記念日に : プラスα空間 (2006年8月16日)
- 終戦の日に : プラスα空間 (2008年8月15日)
- 終戦記念日特集番組 : プラスα空間 (2009年8月15日)
- 敗戦記念日 : プラスα空間 (2013年8月15日)
- 終戦記念日に : プラスα空間 (2014年8月15日)
安倍首相が、戦後70年談話を発表されてましたね。全文を読みました。私は新聞で読みましたが、インターネット上にも掲載されていますね。
英語版を含め、6回読みました。私が読んだ感想として、次の事を感じました。っ(意見には個人差があります)
- 読みづらい
- 日本は、外部の状況で仕方なく戦争を始めたと、強調されている
- 台湾を含めた近隣諸国への謝罪と、世界各国の助けにより、今の日本がある事の表明は評価できる
読みづらさは、なぜでしょうねぇ。文章自体は平素です。ですが、芯が通っていないと言う感じで、まっすぐに読めないのです。小説じゃないんだから、ストレートにわかりやすく書いて欲しいです。
英訳版も読んでみましたが、こちらも読みづらいです。一番引っかかったのが、"History is harsh." (歴史は過酷。)で、この文って、何を伝えたいの? 元となった日本語は次のところです。
歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈(かれつ)なものです。戦後70年安倍首相談話より
元の日本語も、何を伝えたくてこの文章を持ってきたのかわからないな。歴史が悪いって事を言いたいのか?
太平洋戦争は、経済のブロック化によって日本経済が追い詰められて、力の行使によって解決しようとしたとの事です。あくまでも外的要因で、自分は悪くないと言っているみたい。あぁ、それはどうなんでしょぉかぁ。
中国と台湾を分けて談話を発表しているのに気がついたのは、次のtweetでした。確かにそうですね。
【戦後70年談話】首相談話全文 – 産経ニュース – http://t.co/SLuqnGjzOS
「インドネシア、フィリピンはじめ東南アジ アの国々、台湾、韓国、中国など、隣人であるア ジアの人々 」
台湾を中国と分けて、台湾と明言しています。
ここも大事なポイントです。
— みずばしょう (@mizubasyo) 2015, 8月 14
戦後70年安倍首相談話を読んだ後、戦後50年村山首相談話と、戦後60年小泉首相談話を読みました。恥ずかしながら、今まで読んだ事がなかったです。
戦後50年村山首相談話は、読みやすいですね。旧日本が戦争を起こした事を認め、反省し、どうするべきかが書かれています。
戦後60年小泉首相談話も、まあ、読みやすいです。旧日本が戦争を起こした事には明確には触れられていませんが(植民地支配と侵略と言う事実については書かれている)、反省と、国際社会の中で日本がどうするべきかが書かれています。
戦後70年安倍首相談話は、外圧で旧日本が戦争を開始したと言うイメージが強いです。旧日本が戦争を起こした事すら、ブロック化経済の被害者なの? 旧日本が罪のない人を傷つけた事は認めていますね。「開かれた国際経済システム」って、TPPへの含みを持たせているのかな。
全体的に、なんだか、ふわふわっとした感じで、心に響いてきません。うっふぅ。
次のシリーズの記事を読んでいると、日本軍って、本当にクズだと思います。この日本軍の感覚、今の社会も本質的に変わっていないような気がします。
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