WordPressで投稿テンプレートを使う[追記あり]
先日、次のページを開設しました。
- ねんど作品ギャラリーを開設しました : プラスα空間 (2014年6月28日)
- マナカナ・イラスト・ギャラリーに一気に作品追加 : プラスα空間 (2014年6月29日)
- WordPressで読書ノート(改訂版) : プラスα空間 (2014年4月18日)
これらの各ページは、投稿内容がほぼ同じです。書く内容が決まっているので、記事を書く時にテンプレートが使えると楽です。検索したら、ありました。
“TinyMCE Template"プラグインです。TinyMCEと言うのは、WordPressのWYSIWYGなエディタ環境です。記事編集画面の「ビジュアル」タブで見える状態です。このページにテンプレートを使う事ができる様になります。このプラグインをインストールすると、TinyMCEの機能の一つとして、テンプレートを呼び出す事ができます。
上記記事では、非公式(?)テンプレートだった様ですが、今では公式プラグインとしてダウンロード/インストールできます。
インストールしてネットワークで有効化すれば、マルチサイトの場合でも全く問題なく使えます。このプラグインは、データベース(MySQL)にアクセスするのですが、マルチサイト対応になっている様で、ネットワークで有効化で問題が出ません。
インストールが終わると、ダッシュボードに
ができるので、ここからテンプレートを登録する事ができます。ここから新規追加しても良いのですが、既存記事からテンプレートを登録する事もできます。
記事執筆中なら、画面右側に新規テンプレートにコピーと言うリンクができているはずです。(新規投稿ではなく、一旦保存して、編集で開いた場合)
投稿一覧表示中なら、各記事のところにカーソルを合わせると、新規テンプレートにコピーと言うリンクができている事がわかります。
これらのリンクを開くと、テンプレート編集ページが開きます。修正後公開する事で、テンプレートを使う事ができる様になります。
投稿や固定ページの「公開」に似ていますが、テンプレートが直接外部から見える様になる訳ではありません。あくまでも内部用です。
似ていて当たり前で、テンプレートはpost_typeに"tinymcetemplate"と言う種類の記事の一種として保管されています。phpMyAdminで見ると、次の様になっています。
WordPressの既存のデータベース構造を利用する、なかなか、良いアイデアだと思います。
この後、通常の投稿や固定ページの「ビジュアル」編集画面で、次のボタンを押します。
そうする事で、テンプレートが開きます。先ほどの、ねんど作品ギャラリーのテンプレートは、次の様になっています。
OKを押す事で、編集画面にコピーされます。後は、通常の記事と同様に編集できます。
ちょっと残念なのが、カテゴリーがテンプレートに登録されない事です。
自分で、記事のカテゴリーを設定する必要があります。
TinyMCEの機能として作られているので、TinyMCEの編集画面が出てくる所なら、どこでも使えます。カスタムフィールドテンプレートのテキスト編集画面でも使えます。
これは、なかなか使い勝手の良いプラグインです。
(追記 2014-08-23 20:21)
「読書ノート」もテンプレートを使用しています。
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