PowerMacにWordPressをインストールしました(3/3)
連載記事の最終回です。
PowerMac G4/MDD(Mac OS X 10.5.8)にWordPressをインストールに当たって、はまった事の、色々なメモです。
MySQLをMySQL :: 世界でもっとも普及している、オープン ソース データベースからダウンロードしようとしたのですが、ダメでした。パッケージが置かれていません。PowerMac版は、PowerPCのパフォーマンス不足のため、サポート停止だそうです。
最初、MySQLのrootのパスワードに、変な設定をして、どうやって変更していいのか悩みました。試行錯誤の上見つけたのが、次の方法です。
$ mysql5 -u root -p Enter password: (初めに設定したパスワードを入力) mysql> set password for root@localhost=password(‘新しいパスワードを設定’); mysql> quit;
MySQLのデータベース名やユーザ名をどうすれば良いのか悩みました。wp-config.phpに設定できれば、何でもよさそうです。
MySQLとPHPのソケットが合わないと、WordPressのインストールスクリプトが動きません。「データベース接続確立のエラー」が出ます。
このエラーが出た時は、my.cnfとphp.iniの設定を見直してください。そしてその後に、「システム環境設定」→「共有」で、「Web共
有」の再起動が必要です。私は、これで、一日潰しました。Macを再起動したらインストールスクリプトが動くようになったので、気がつきました。
なお、MySQLの再起動も必要です。
$ sudo /opt/local/share/mysql5/mysql/mysql.server restart
どうしても、/etc/php.iniを設定したくない場合(LeopardのPHPのデフォルトを使いたい場合)、/var/mysqlディレクトリの作成とmy.cnfの設定で対応できます。
$ cd /var $ sudo mkdir mysql $ sudo chown mysql:mysql mysql $ sudo chmod 775 mysql $ cd /opt/local/etc/mysql5 $ sudo vi my.cnf
次の内容を設定します。
[client] #socket = /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock socket = /var/mysql/mysql.sock [mysqld] #socket = /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock socket = /var/mysql/mysql.sock
/var/mysql/mysql.sockの在りかを知ったのは、次の所からです。
PHPとMySQLが通信できるかは、次の方法でチェックできます。
$ cd $ vi test-php-db.php $ php test-php-db.php $
phpを実行した時、何も表示されなければ、きちんと通信できています。test-php-dbの中身は次の通りです。
<?php $dbHandle = mysql_connect("localhost", "databasename", "password") or die("can't connect db\n"); mysql_select_db("databasename", $dbHandle) or die("can't open db\n"); ?>
プログラムは、秀和システム「Pocket詳解SQL辞典」(堀江美彦著)を参考にしました。
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