PowerMacにWordPressをインストールしました(3/3)

パソコン・インターネット

連載記事の最終回です。

PowerMac G4/MDD(Mac OS X 10.5.8)にWordPressをインストールに当たって、はまった事の、色々なメモです。

MySQLをMySQL ::  世界でもっとも普及している、オープン ソース データベースからダウンロードしようとしたのですが、ダメでした。パッケージが置かれていません。PowerMac版は、PowerPCのパフォーマンス不足のため、サポート停止だそうです。

最初、MySQLのrootのパスワードに、変な設定をして、どうやって変更していいのか悩みました。試行錯誤の上見つけたのが、次の方法です。

$ mysql5 -u root -p
Enter password: (初めに設定したパスワードを入力)
mysql> set password for root@localhost=password(‘新しいパスワードを設定’);
mysql> quit;

MySQLのデータベース名やユーザ名をどうすれば良いのか悩みました。wp-config.phpに設定できれば、何でもよさそうです。

MySQLとPHPのソケットが合わないと、WordPressのインストールスクリプトが動きません。「データベース接続確立のエラー」が出ます。

20100419wordpressng

このエラーが出た時は、my.cnfとphp.iniの設定を見直してください。そしてその後に、「システム環境設定」→「共有」で、「Web共
有」の再起動が必要です。私は、これで、一日潰しました。Macを再起動したらインストールスクリプトが動くようになったので、気がつきました。

なお、MySQLの再起動も必要です。

$ sudo /opt/local/share/mysql5/mysql/mysql.server restart

どうしても、/etc/php.iniを設定したくない場合(LeopardのPHPのデフォルトを使いたい場合)、/var/mysqlディレクトリの作成とmy.cnfの設定で対応できます。

$ cd /var
$ sudo mkdir mysql
$ sudo chown mysql:mysql mysql
$ sudo chmod 775 mysql
$ cd /opt/local/etc/mysql5
$ sudo vi my.cnf

次の内容を設定します。

[client]
#socket          = /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock
socket         = /var/mysql/mysql.sock
[mysqld]
#socket          = /opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock
socket         = /var/mysql/mysql.sock

/var/mysql/mysql.sockの在りかを知ったのは、次の所からです。

PHPとMySQLが通信できるかは、次の方法でチェックできます。

$ cd
$ vi test-php-db.php
$ php test-php-db.php
$

phpを実行した時、何も表示されなければ、きちんと通信できています。test-php-dbの中身は次の通りです。

<?php
$dbHandle = mysql_connect("localhost", "databasename", "password")
  or die("can't connect db\n");
mysql_select_db("databasename", $dbHandle)
  or die("can't open db\n");
?>

プログラムは、秀和システム「Pocket詳解SQL辞典」(堀江美彦著)を参考にしました。

【関連記事】

  1. PowerMacにWordPressをインストールしました(1/3)
  2. PowerMacにWordPressをインストールしました(2/3)
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Posted by お市のかた