舞台「だんだん」を観て来ました(ヒロイン役の感想の章)

マナカナ,文化・芸術,映画・テレビ・ラジオ

全体的な感想は書いたのですけど、ヒロインの田島めぐみ役の三倉茉奈さん、同じくヒロインの一条のぞみ/夢花役の三倉佳奈さんの芝居についての感想を書いていませんでした。やはり、ココは押さえておきたいと思います。

いつも思うのですけど、三倉佳奈さんの役者スイッチの入り方がすごいです。圧倒されます。本当は、どのシーンかも書きたいのですが、それはネタバレになるので、書けません…。

三倉茉奈さんは、表情の表現が豊かです。テレビドラマ版「だんだん」の時は、それほど感じなかったのですが、直接観覧でリアルタイムに変わって行く表情を観て、感動しました。あ、もちろん三倉佳奈さんの表情の変化もステキです。

三倉茉奈さんが、そば爺役の石倉三郎さんと絡むシーンがあって、そこにはアドリブが入っていたように思います。石倉三郎さんのアドリブに、三倉茉奈さんが応える形です。自然な感じで、良く出来ていました。

テレビやビデオだとわからない、主に演じている時以外の演技と言うのも観られました。気を抜かずに、ちゃんと演技しています。

当たり前なのですけど、ヒロインですので台詞が多いです。きちんと台詞を覚えて、演じていました。マイクを使わない生声が、千住席にも聞えてきました。これらの事は、他の役者さんも同様です。みなさん、すごかったです。

舞台で、本当に涙を流している三倉佳奈さんを見て、肌が粟立ちました。つられて、私も涙が出そうになりました。2列目からの双眼鏡で確認出来ました。

三倉茉奈さん、三倉佳奈さんの二人揃って、目に涙を溜めているシーンを見ました。今にも、涙がこぼれんばかりです。どうやって、そんなに涙を出せる物でしょうか?

テレビだと、これらの感動はなかなか味わえないと思います。テレビだと撮り直しとか出来ちゃうから、本当かどうか、見ているだけではわかりません。舞台だと、直接様子を観られます。舞台で無ければわかりません。

まだ、舞台公演は続くので、本当は観に行きたいです。でも、自由に使える時間やお金には限りがあります。旅費もチケット代もかかりますし…。私は、昨日の東京公演で見納めでした。

まだ、44公演残っています。病気や、怪我無く、無事に力を出し切れますように…。

【関連記事】

Posted by お市のかた