iBookG4にLeopardをインストール

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先週になりますが、iBookG4(M9165J/A 14インチ CPU=1GHz MEM=1,152MB HDD=60GB)に、Mac OS X 10.5.2 Leopardをインストールしました。簡単に終わると見込んでいたのですが、かなりてこずりました。以下、作業メモです。

てこずったのは、インストールではなく、元データのバックアップとリストアでした。

バックアップのため、iBookG4をTarget DISKモード(Tを押しながら起動)にして、PowerMac G4/MDDに接続しました。そして、ディスクユーティリティでハードディスクのイメージを作成しました。一応、そのイメージを、きちんとマウントできる事を確認しました。

次に、ディスクユーティリティで、iBookG4のハードディスクをパーティション分けしました。60GB(55GB)を、25GBと30GBに分けました。25GBに元々のMac OS X 10.3.9 Pantherを入れ、30GBにMac OS X 10.5.2 Leopardを入れるつもりです。

パーティション分けは普通にうまく行きました。ところが、リストアがうまく行かないのです。まず、イメージディスクのマウントが出来なくなりました。確かめた時にはうまく行っていたのにです。HELPを見ると、「復元するイメージをスキャン…」すれば良い事がわかりました。この操作の後、無事マウント出来るようになりました。

次に、ディスクユーティリティで復元(リストア)を試みたのですが、復元先のディスクサイズが足りないとメッセージが出て、復元できません。確かに、元サイズが55GBでリストア先が25GBとなっています。でも、事前にテストしていた時は、こういう条件でも復元できていたのですが…。もちろん、55GB全部をコピーする訳ではなく、実際に使っている20GB弱をコピーする前提です。

仕方がないので、Bombich Software: Carbon Copy Clonerを使う事にしました。順調にコピーが進むように見えたのですが、途中でコピーが止まってしまいます。原因を調べた所、ユーザデータの中に、異常に階層の深いフォルダがありました。Carbon Copy Clonerの設定で、そのフォルダをコピーしないように設定してコピーしました。かなり時間がかかりましたが(一晩)、無事コピーが完了しました。Carbon Copy Clonerでコピーできなかったユーザデータは、後でFinderでコピーしました。

そして、Target DISKモードを解除し、単体で起動の確認をしました。無事立ち上がりました。

ここまできて、やっとLeopardのインストールになります。LeopardのインストールDVDから立ち上げ(Cを押しながら起動)、30GBのパーティションにクリーンインストールしました。データの移行は後でする設定にしました。LANケーブルをつながなかったのですが、インストール時でも内蔵無線LANを使えるのですね。SSIDと暗号化パスワードを入力したら、あっさりつながりました。

次に、Leopardで起動です。そして、移行アシスタントを使って、Pantherの入っている25GBのパーティションからLeopardにアプリケーションやシステム設定、アカウント設定をコピーします。これもすんなり終了です。

Leopardで使っていて、メールボックスが現れなかったのにはびっくりしました。「メールボックスの読み込み…」で、旧メールボックスを無事読み出せました。

他にトラブルらしいトラブルは無く、順調に使えています。

ちなみに家には、Leopardインストール対象のMacが3台あるので、5ライセンスつきのファミリーパックを購入しています。

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Posted by お市のかた