ドラマ「眉山」を見ました[追記あり]
昨年、舞台「眉山 -びざん-」を観てきました。この時は、体調が悪いのを無理して行ったので、正直、楽しめませんでした。
結局、原作(小説)は読んでいないのですが、眉山 – フジテレビが放映される事を知り、ぜひ見なければならないと思っていました。
とても良くできていました。一番良かったのが、龍子の若い時(常盤貴子)の幸次郎(山本耕史)との悲恋の様子が詳しく描写されていた事です。舞台では、ほとんど触れられていませんでした。歳をとった龍子が徳島へ渡った事、眉山を愛していた事、献体を申し込んでいた事の全てがつながりました。
龍子(富司純子)と孝次郎(山本學)が、阿波踊りの最中に再会を果たすシーン、最高でした。再会できて、本当に良かったと思いました。
舞台では、ストーリーの軸足が「龍子」(宮本信子)なのか、「咲子」(石田ゆり子)なのかがはっきりわかりませんでした。でも、ドラマでははっきりしていました。軸足は龍子で、咲子はその生き証人なのだと。龍子の人生を胸に抱えながら、咲子はこれから生きて行くのだと。
ドラマでも、さだまさしさんの曲「眉山」が使われています。これもまた、絶妙のタイミングで入ってきて、感動を盛り上げてくれました。初めて、歌詞の内容が解った気がします。
若い時の龍子が、若い時の幸次郎に阿波踊りの連越しに伝えた言葉、「ありがとう」「さようなら」。声はありませんでしたが、きちんと唇を読み取れました。
ドラマ「眉山」のDVDは、6月18日発売だそうです。
(追記 2008-4-6 0:22)献体を申し込むには、家族の同意が必要のはずです。その事に関して、ドラマでは説明されていませんでした。残念です。
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