映画「風に立つライオン」観ました[追記あり]
ん〜、期待が大きかっただけに、反動も大きいです。幸せな気分になれない…。この様なレビューを書くのが辛いです。
自ら希望したケニアのナクルに赴任した、島田航一郎。ローテーションで行かされたロキチョキオの戦傷外科病院で突きつけられた現実に立ち向かって行きます。航一郎は自分自身の事を、群れを離れたライオンに例えます。
パンフレットを買って来て、表紙をスキャンしました。
映画の最初の伏線は、最後のシーンにつながります。でも、かなり読み易いです。劇中、フラグが立ちまくり、悪い方へと倒れて回収されます。クリスマスのシーンでは、無理に泣かせる脚本/演出になっていました。サンタの登場までは良かったのですが。エンディングに流れた新録音の「風に立つライオン」で救われました。
映画としては、ケニア編よりも、日本で繰り広げられるサイドストーリーの方が面白かったです。こう書いてしまうと、何のためのケニアロケなのか? となってしまいますね。確かに、ケニアの映像は良いのです。でも、ケニア編のストーリーが納得出来ません。
このストーリー展開は小説通りなのでしょうか? それとも脚本がこの様になっているのでしょうか? 実はまだ、原作小説の「風に立つライオン」を読んでいないのです。
[amazonjs asin="4344024222" locale="JP"]内容紹介を見ると、大筋は同じ様な気がします。これは、読んでみて、真偽を確かめないと…。
映画の中に、感動的な台詞もあるのですが、さださんのコンサートトークと同様の内容なので、先が読めてしまうのです。さだファンならではの悩みでしょうか?
映画としては、☆五つが満点として☆2個、エンディングの出来の良さを考慮して☆3個かな。期待の大きさに対して、私としては、がっかり感が強かったです。
なお、役者さん他出演者の方の演技は良かったです。
(追記 2015-03-26 19:21)
このレビューだと、あんまりなので、感動した所を追記します。
航一郎が一人で「がんばれー」と叫んでいるシーンは好きでした。まさに、背中につっかい棒をして、立ち向かっている感じがします。
このシーンを見て、私ももう少し頑張ってみようかな? と思いました。頑張りすぎると壊れてしまいますが。
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