FreeBSD 10.0にアップグレードできた、かな?
ずっと苦しんでいた、FreeBSD 10.0へのアップグレードが半分くらい終わりました。
- FreeBSD 9.1を10.0にアップグレード中: プラスα空間 (2014年2月14日)
この時に上手く行かなかったのは、ZFSのファイルシステム内に、壊れたファイルができてしまっていたからでした。これを解決した所、無事にアップグレードできました。
- ZFS仮復旧できたみたい: プラスα空間 (2014年3月31日)
アップグレードのやり方は、次の通りです。ありがとうございます。
思い切り省略して手順を書くと、次の通りです。
# freebsd-update fetch # freebsd-update install # freebsd-update upgrade -r 10.0-RELEASE # freebsd-update install
この行程のどこかで、設定ファイルの手修正が必要になりました。アップグレード前のファイルが、10.0のデフォルトの設定ファイルと違うと、インストーラが違いを吸収できないためです。
私の場合、次のファイルが対象でした。
- /etc/hosts
- /etc/nsswitch.conf
- /etc/ntp.conf
現在の設定と、FreeBSD 10.0での設定が出てくるので、修正します。
私はさらに、rootパーティションの空き容量が少なくて、カーネルをインストールできない旨のメッセージが出ました。ZFSのrpool/root/varをupoolに移動して(zfs send/receive)、元のrpool/root/varを消して、空き容量を増やしました(シングルユーザモードにて)。こういう事が簡単にできるのが、ZFSの便利な所です。
その後、リブートします。そして、再度installです。
# shutdown -r now # freebsd-update install
10.0のカーネルになると、起動画面が、ちょっとだけカラフルになります。
これで、アップグレードが完了したのですが、色々なアプリケーションが動かなくなってしまいました。特に、Apacheが2.4から2.2にダウングレードされたのが痛いです。mod_fcgi(Redmineで必要)がApache 2.2でしか動かない様にコンフィグレーションされているのです。
がんばれば、Apache2.4のままで使う事もできる様ですが、こだわりがないので、Apache2.2にダウングレードする事にしました。
ですが、色々設定がうまくいかなくて、泣きそうです。
他、FreeBSDでインストールしたportsを再度pkgコマンドでインストールするはめになりました。物によっては、portsから再度ビルドが必要な物がありました。
netatalkは、再インストールしたら簡単に3.1.1になりました。sambaもそのまま再インストールです。これらは、再インストールしても、設定ファイルは書き変わりません。
もうひと頑張りかな?
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