ねんどで苺のスイーツを作って食べました
3月23日に、「ねんどでミニチュアクッキングハイパー」があったので、参加してきました。
看板の写真を撮り忘れたので、使い回しです。
今回作ったのは、苺ミルフィーユと苺クッキーです。
ねんど教室の最初に、「ミルフィーユ」の説明があります。岡田ひとみさんは、「ミルフィーユって知っていますか? おいしいけれど、食べにくいお菓子です。」と紹介していました。的を射た表現です! おいしいけれど、食べにくい。正にそんな感じです。おもわず、吹いてしまいました。笑
紹介の本質はそこではなく、「ミルフィーユ」の語源です。フランス語で1,000を表す"mille"と、葉を表す"feuille"からできているそうです。確かに、何枚もの板状の薄い生地が重ねられています。
ちなみに、毎回、作る物の説明があります。
う〜ん、勉強になるなぁ。
今回使ったねんどは、軽量ねんどと樹脂ねんどです。軽量ねんどは、ミルフィーユとクッキーの生地、そしてミルフィーユの白いホイップクリームの部分に使われました。樹脂ねんどは苺とミルフィーユの層間に挟まったほんのり黄色いクリームに使われました。
[amazonjs asin="B0019QZMOS" locale="JP"]今回、クッキー生地とホイップクリームの感じを出すために、本物のクリーム絞り出し用の口金を使いました。
口金に軽量ねんどを詰めて指で押し出すと、にゅる〜っと、いい感じで形ができます。でも、軽量ねんどは、すごく柔らかくて、もろくて、不注意に触ると、形が崩れてしまいます。形の崩れを最小限に抑えつつ、クッキーやホイップクリーム部分の形を作るのが難しかったです。
[amazonjs asin="B005W7KNSU" locale="JP"]ミルフィーユの生地部分は、薄くのばして切るだけなので、簡単です。でも、全部の大きさをそろえる必要があります。
幸い、テーブルクロスが方眼紙状になっていたので、それを目安に大きさを整えました。
パーツを全部組み立てた後、仕上げに入ります。この仕上げ行程が、実は今回一番感動した所でした。
仕上げは、ミルフィーユの最上部に白いパウダー風の塗装と、クッキーの焦げ目の塗装です。塗装と言っても、筆で塗るのではなく、ウェットティッシュに絵の具を付けて、はたき付ける感じです。
この作業をする前は、特にクッキーのできばえが今一と、感じていました。ところがこの作業で、非常に本物らしくなったのです!
最後は、盛りつけて完成です。ケーキを乗せる、アルミホイルも丸くカットして、本物らしく仕上げました。
次の写真には写っていませんが、ミルフィーユの層間に、苺スライスが挟まっています。この苺スライスは、事前に岡田ひとみさんが作って配布してくれました。多分、樹脂ねんど製です。
外側が赤、内側が白の二層構造になっています。こう言う構造を持ったものを作るのは時間がかかるそうです。ねんどの乾燥を待つ必要があるためです。そのための、事前製作となります。
どうです? おいしそうにできたでしょ?!
あまりにおいしそうだったので、食べちゃいました。本物を…。
いつも通り、実食しました。洋菓子店で、苺ミルフィーユと苺クッキーを買ってきました。
比較写真です。どちらも、おいしそうでしょ!
実は、この実食コーナーを楽しみにしてくれている人がいます。その方へのプレゼントです。
岡田ひとみさんは、思春期の頃、ダイエットのためにねんどで食べ物を作って、食べるのを我慢したそうです。私は逆に、おいしそうな物をねんどで作って実食すると言う、逆ダイエットをしています。笑
苺ミルフィーユ、おいしかったですけど、確かに食べにくかったです。笑
今回のねんど教室の参加者は、大人半分、お子さん半分と言う感じでした。それと、女子率が高かったです。
ねんど教室が終わった後、子ども達がひとみお姉さんに、お手紙を渡していました。
こんなお手紙をもらったら、うれし泣きをしてしまいますね。
岡田ひとみさんは、子ども達とお話しするとき、膝をついて、子どもの目線になっていました。このあたりは、さすが有資格者と言うべきでしょう。それだけじゃなくて、ねんど教室全体が、お子さんを飽きさせない工夫が凝らされています。
いつもながら、材料や道具の配布などの運営もスムーズで、気持ちよくねんど細工に集中できました。
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