HDL4-G2.0の種HDDデータを作る
IO-DATAのNAS、HDL4-Gでやり残している事がいくつかあります。
その内の一つが、HDL4-Gのバックアップです。
以前、HDL4-Gのtelnetを有効化したとき、バックアップを取ったつもりになっていたのですが、どうも不完全だった様です。
- LANDISK HDL4-Gにtelnet: プラスα空間 (2010年5月29日)
システム領域をバックアップしただけではダメで、データ領域のある部分(特殊なデータパターンから後ろの部分)もバックアップしないと、きちんとリストアできない様なのです。
次の記事を読んで、知りました。
ご紹介ありがとうございます。
やり方はわかったのですが、ディスクから特殊なデータパターンを探し、実際にバックアップを取るのは、面倒だなぁ。どうしよう…。と思っていたら、バックアップを取る為のスクリプトを公開していただきました。
ありがとうございます。
ここに掲載されているshellスクリプトを、Parallels上のCentOS 6.4で実行し、実際にデータを抜き出しました。CentOSには、HDL4-Gで使っていたディスクをUSBで接続して、認識させています。
OS Xだと、Linuxにある、sysfs (/sys)が無いので、動かないのです。
実行結果は、次の様になりました。
# ./tane-hdd-data.sh sdb Sun Apr 7 04:35:10 JST 2013 MODEL : HDL4-G2.0 /dev/sdb6 start lba 4433941 /dev/sdb6 size lbanum 972125279 /dev/sdb6 end lba 976559220 magic(fc 4e 2b a9) searching... hit magic lba 976558997 count 223 write file : HDL4-G2.0-976558997.dump write : dd bs=1b count=8 seek=976558997 if=HDL4-G2.0-976558997.dump of=/dev/sdb hit magic lba 976558869 count 351 write file : HDL4-G2.0-976558869.dump write : dd bs=1b count=8 seek=976558869 if=HDL4-G2.0-976558869.dump of=/dev/sdb write file : HDL4-G2.0-start3g.dump writing... done. Sun Apr 7 04:37:15 JST 2013 # ls -l HDL4-G2.0-tane/ total 3072012 -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 7 04:35 HDL4-G2.0-976558869.dump -rw-r--r--. 1 root root 4096 Apr 7 04:35 HDL4-G2.0-976558997.dump -rw-r--r--. 1 root root 3145728000 Apr 7 04:37 HDL4-G2.0-start3g.dump
無事、特殊パターン(0xfc 0x4e 0x2b 0xa9)を見つけ、データのdump(バックアップ)ができました。
本当に、これでうまく行っているかどうかは、実際にディスクを用意して立ち上がるかどうかを確認しなければならないのですが、そこまではやっていません。
まずは、無事バックアップが取れたはずと言う事で安心しています。
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