電車の中からnetatalkをbuild
前回の記事は、netatalk 3.0beta2をDebianパッケージ化してインストールする話でした。
久しぶりに、英語で書いたので疲れました。英語で書いたのは、多分世界で最初にDebianパッケージ化したnetatalk 3.0beta2をインストールした記事だからです。
netatalk 3.0beta2が出た直後に、記事をアップロードしています。わずか数時間で、あれだけの文章の執筆と、buildの実行はできません。
実は、3.0beta1が出た時から、buildのテストと記事の執筆を始めていたのでした。
最後の問題が解決できる見込みが立って、投稿しようかと思ったら、beta2がすぐにリリースされると言う情報が入ってきました。
それならと言う事で、投稿を一日遅らせる事にしました。
beta2のリリースを知ったのは、帰りの電車の中です。帰り道の用事を済ませて、家に帰ってから作業すると、記事の投稿が遅くなる!
そう思ってとった対策が、電車の中からnetatalkをbuildする事です。
外出先から自宅へは、VPNでアクセスできるようにしてあります。そして、いつもiPadを持ち歩いています。
iPadには、zaTelnetと言うアプリを入れてあります。Ubuntuを入れたPowerMacにSSH接続できます。これが良くできたアプリで、ソフトキーボードだけで、なんとかなります。
アプリ自体は無料ですが、通信量制限を解除するのに、85円かかります。日本語フォントを追加インストールすれば、漢字の表示もできます。
Build手順は、書きかけの記事を見たり、コマンドラインのヒストリに残っているので、大丈夫です。
手順を簡単にまとめると、次の様になります。前回の記事と照らし合わせて読んでいただけると良いと思います。
- netatalk ダウンロード
- dh_make –createorig –single
- debianディレクトリ設定(rules, control, shlibs.local)
- Build (dpkg-buildpackage -us -uc -rfakeroot -d)
- sudo dpkg -i *.deb
- /etc/netatalk/afp.conf修正
- sudo service netatalk restart
Buildには時間がかかります。最初は、buildの間に接続が切れてしまって失敗しました。次は、ログに書き出しつつバックグラウンドで処理する様にしました。
次に接続した時は、.debができていて、「やった!」と。
dpkgでインストールとアンインストールを試して、パッケージとしての動作を確認する所まで、外出先で終わらせました。
後は、帰宅してから実際にOS Xからアクセスしてのテストと、記事の仕上げです。
外出先からでも、何でもできちゃって、すごいです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません