CentOSな人

パソコン・インターネット

同僚に、Linuxの達人がいます。その人はCentOS使いの様です。

達人のshellさばきを見ていると、すごく勉強になります。まったく知らなかったコマンドとか、思いもよらぬ使い方をされたりとか…。

私は今まで、rootになる時、次のコマンドを使っていました。

$ /usr/bin/su -
Password:
# 

その人は、次のコマンドです。

$ sudo /bin/tcsh
Password:
# 

はぁ〜、そうですか。そうですよね、それが簡単です。

多分、UNIXの常識なのですが、manコマンドのオプションを知りました。

$ man -k {キーワード}

指定したキーワードが含まれるmanページを教えてくれます。

例えば、次の様な感じです。

$ man -k afp
mnthome(1)               - mount an AFP (AppleShare) home directory with the correct privileges
mount_afp(8)             - mount an afp (AppleShare) filesystem

へぇ〜、こんな便利な使い方があったんだ! 今まで、/usr/share/manの下で、grepしてました。非効率この上ないと思っていました。

上記のやり方は、CentOS (Linux)だけではなく、Mac OS Xでも有効です。

CentOS特有なものとしては、次のコマンドがありました。

  • lsusb … USBデバイスのリストを取る
  • chkconfig … 自動起動daemonを設定する

なるほどねぇ〜。

それと、NetworkManagerデーモンは殺すとかね。

NetworkManagerは、UbuntuからCentOSに入って来たコマンドらしいです。このデーモンは、ネットワーク周りを自動設定してくれる一方、良く知っている人にはおせっかいな事をしてくれるので、嫌われているそうです。

Ubuntuから入って来た、悪しき環境だそうです。

確かに、NetworkManagerが動いていると、/etc/resolv.confを自動生成されて、書き換えられなかったものな。

その代わり、NetworkManagerを殺すと、ネットワーク系のデーモンを自分で立ち上げる必要があります。これは、chkconfigできちんと設定してあげればOKです。

いや〜、達人のshellさばきを見たり、違うディストリビューションのLinuxを触ると、勉強になりますね。

Posted by お市のかた