EmacsでTwitter
EmacsでTwitter出来たら便利だなと思い、方法が無いのか探してみたら、ありました。twittering-modeです。
作者は、日本の方のようです。ありがとうございます。開発中の記事へのリンクを張っておきます。
インストールは簡単です。
- Emacs Lispをダウンロード。
- ~/.emacs.d/twittering-mode.elに保存
- ~/.emacsに、次の記述を追加。
(load "~/.emacs.d/twittering-mode.el") (require 'twittering-mode) (setq twittering-username "Twitterアカウントを記入")
twittering-modeの起動は、Emacsを立ち上げてから、M-x twittering-modeで大丈夫です。最初に、Twitterのパスワードを聞かれますので、入力して下さい。設定ファイル(.emacs)に、パスワードを書いておく事も可能ですが、セキュリティ上、止めた方が無難でしょう。
一応、これだけで使えるようになります。ですが、アイコンモード(“i"でOn/Off)にしても、Mac OS Xで使う場合アイコンが表示されません。twittering-modeは、アイコンのダウンロードに、wgetと言うコマンドを使うようなのですが、Mac OS Xには、標準ではインストールされていないのです(10.4と10.5で確認)。
どうやって、wgetをインストールすればいいのか検索して最初に見つけたのが、次のページです。ありがとうございます。
手順を追って説明すると、次のようになります。
- ftp://ftp.gnu.org/pub/gnu/wget/から、最新のwgetのソースをダウンロード。私は、wget-1.12.tar.gzを使いました。
- 適当なディレクトリ(ホームで可)で展開。
tar xvzf wget-1.12.tar.gz
- ディレクトリ移動。
cd wget-1.12
- コンパイル設定。
./configure --bin=/usr/bin
- コンパイル。
make
- インストール。
sudo make install
一度、Emacsを終了してから(ログアウトして再ログインした方が確実かも知れません)、Emacsを立ち上げ、twittering-modeを起動し、"i"と打ちます。アイコンの読み込みにちょっと時間がかかるようですけど、アイコンが表示されるようになると思います。
それで、肝心の使い方なのですが、twittering-modeのサイトの他に、次の所に詳しくまとめられています。この方は、twittering-modeを使うために、Twitterのアカウントを取得されたと言う、面白い方です。ありがとうございます。
全機能が紹介されています。その中から、良く使う物をまとめ直してみたいと思います。
機能 | キー | |
---|---|---|
つぶやき系 | 投稿 | C-c C-s |
返信 | C-mまたはEnter | |
Retweet(転送) | C-c C-mまたはC-c Enter | |
移動系 | 次のつぶやきへ | j |
前のつぶやきへ | k | |
カーソルのユーザの次のつぶやきへ | p | |
カーソルのユーザの前のつぶやきへ | n | |
表示系 | タイムライン更新 | g |
タイムライン表示 | C-c C-f | |
自分のタイムライン表示 | C-c C-u | |
自分宛のつぶやきの表示 | C-c C-r | |
カーソルのユーザのタイムライン表示 | v | |
アイコンモードOn/Off | i |
タイムラインは、自動で更新されます。
かなり便利なのですが、一つだけ不便な点があります。Twitterには140文字制限があるのですが、twittering-modeでは、何文字書いているかがわからないのです。140文字を超えて投稿してもエラーとならず、Twitterのサーバ側で弾かれます。ここは改良して欲しい所です。
C-c C-sのミニバッファの時、カーソルキー↑↓で、直前の投稿には戻れるようです。
この様な紹介記事の前に、私のTwitterアカウントを公開した方が良いのかなぁ。今は、一人でつぶやいています。bot以外に、つぶやきを送った事が無いです…。いきなり、見ず知らずの人につぶやいて良い物か…。当然、返信が来る保障も無いし。
昨日は、twittering-modeが楽しくて、何件もつぶやいてしまいました。あははは。
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