強力粉と薄力粉の語源?[追記あり]

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これも飲み会ネタです。宴会の最中に、出てきた疑問です。

パンを作る時に使うのは「強力粉(きょうりきこ)」、ケーキを作る時に使うのは「薄力粉(はくりきこ)」です。たんぱく質の多い・少ないで、粘りの強い・弱いが決まります。反対の性質を持っています。

でも、「強」の反対が何故「薄」なんでしょうね? 「強」の反対なら「弱」だし、「薄」の反対なら「厚」です。検索で調べてみましたが、ヒントとなる物はあっても、答は見つかりませんでした。考えるためのヒントは、元が英語だと言う事です。

種類 たんぱく質 粘り 英語 その他の英語
強力粉 多い 強い strong flour bread flour, hard flour
薄力粉 少ない 弱い weak flour wheat flour of low viscosity

「強力粉」は英語で"strong flour"です。そのまま、強い力の小麦粉ってことですね。

一方、「薄力粉」は英語で"weak flour"です。"weak"には弱いと言う意味がありますが、飲み物の場合だと、「薄味」と言う意味があります。この「薄い」と言う意味と、「強力粉」から「力」だけ取ってきて、「薄力粉」になったのでは? と思います。

"strong"には「濃い味」「強い味」と言う意味があって、"strong"⇔"weak"で反対の意味になっています。当然、力の「強い」「弱い」でも反対の意味になっています。

「強力粉」と「薄力粉」の語源の本当の所はどうなんでしょうね? わかる方はいらっしゃるでしょうか? 教えていただきたいです。

【参考にしたサイト】

(追記 2009-11-10 01:17)もしかして、タンパク質が薄いから、薄力粉になった?

Posted by お市のかた