ワーキングプアIIの再放送
この前の深夜、たまたまテレビをつけたら、ワーキングプアIIの再放送をやっており、途中からですが見てしまいました(本放送で見ていますし、ビデオにも録ってあります)。
2回見て思ったのは、ワーキングプアの人々は、社会構造の変化の歪みを吸収させられてしまっている人々ではないかと言う事です。クリーニング店の人もそうですし、前回の放送の若いワーキングプアの人たちもそうです。
社会構造の変化に弱い人は、生きていけない、そんな時代なんでしょうか?社会構造の変化に弱い人って、どういう人でしょう?最近はやりの「人間力」の弱い人?
ワーキングプアについて書かれたWebを漁っていると、「日本は共産主義や社会主義の国ではないので、仕方がない」というような記事もちらほら見かけました。考え方、とらえ方はいろいろです。
確かにその通りなのですが、ただ、やはり頑張って生きている人たちを支援・保護するような、実効的な制度が欲しいです。日本国憲法の第二十五条で、【生存権、国の生存権保障義務】がうたわれていますし…。
ワーキングプアの人たちは、なりたくてなったのではなく、いろいろな理由で仕方なくなってしまっているのですから。自分の身勝手でなった訳ではないのですから。助けてあげたい、助けて欲しいです。
若い時に、生活の為に国民年金を納められなくて、無年金で空き缶拾いをしている老夫婦は、身勝手なのかな…。でも、それまでは頑張って生活して来ていた訳だし…。微妙です。社会構造の変化に、長寿命化というのも含まれますかね?「年金をもらってまで、長生きするつもりはなかった」とも語られていました。
蓄えが合ったら、生活保護を受けられないと言う制度は、何とかならないんでしょうかね?多分、基準作りが難しくて、実現できないのでしょうね。不正受給と言う問題もあるようですし…。
若い人で、ワーキングプアに陥っている人はかわいそうです。日々の生活に困っている訳ですから、国民年金を払っている訳はありません。空き缶拾いの老夫婦の様な、無年金老人になる事は目に見えています。
日本では、歳をとったら(働けなくなったら)、早く死ねって事ですか?
これからも社会構造は変化していくだろうし、番組で出ていたクリーニング店の元締めみたいな人も、その変化に付いていけないと、ワーキングプアに陥る可能性があるのでは?と思いました。
まとまりのない文章になっていまいました。3回に分けて書いても、まだ自分の中で内容を消化しきれていない証拠です。
ワーキングプアの現実を知ると、子供を育てるのが怖くて仕方がありません。生きにくい世の中になった物です…。
ディスカッション
大丈夫だよって言えるかどうか。
心配しなくていいよって言えるかどうか。
なにも恐れなくていいんだよって言えるかどうか。
記事を読んでいて、そんなことを思いました。
…難しいですね。
春の来ない冬はない、とは言っても、冬が長すぎると、凍えてしまいます。
言葉をかけてもらえるだけでも、暖かいとは思いますが、やはり、毛布も欲しいです。
つるさんには、暖かい言葉を掛けられる術(すべ)があってうらやましいです。私には何もありません。
景気の動向は専門外で正直わかりません。『日銀総裁にタレント「北野誠」をやらせろ!』と地元ローカルAMでやっております。4時間×週5日。さすがピン芸人。「自殺予防~芸能~Hな話題~政治経済、人生相談、競馬」などなど・・・。経済も日経系列枠でも出しておられるだけあって、鋭い!私自身は「自分の信条」にしたがい、「年金」なりを納付し、「検査や精密検査」を随時受診し、「年金手帳」を亡くさず、厳重に管理するのみです。
なつうめさんへ、いつもコメントありがとうございます。
ワーキングプア問題も、年金問題も、生活保護問題も難しいです。
年金制度も、いつまで続くかわかりません。日本の年齢構成を考えると、後数十年後に、年金制度が破綻するのは目に見えています。
年金だけに頼らずに生きて行ける方法をご検討される事をお勧めします。
そういう私自身、何か準備ができている訳ではないですけれど…。