egword Universalでエルゴソフトから回答あり
egword Universalの本格利用 を始めて、分らなかった事について、エルゴソフトに質問した。本日ファクスを送付して、その日の内に回答が返ってきた。電話サポートだとなかなかつながらないが、ファクスだと、結構いいかも。
質問した内容は、横書き時と縦書き時の斜体文字の扱い方の違い。横書きの斜体文字は右に傾いた字形なのだが、縦書きの斜体文字は右肩上がりの字形になる。これをコントロール出来るか聞いたところ、「出来ない」との回答。でも、「縦書き時でも右に傾いた斜体文字を使いたい」は、貴重な意見として、開発部門へフィードバックしてもらえるとの事。
もう一つは、縦中横（なんと読むのか不明）の設定の方法。Microsoft Wordで言うところの組み文字での縦中横の設定で、縦書き時に数字を組み合わせた文字を作る事。図で表すと、次のような感じ。
この設定方法についても、問い合わせて見たら、ちゃんと回答が返ってきた。詳しい方法は、egword Universalヘルプで、「縦中横を設定する」を見てもらえば分る。簡単に書くと、該当文字の選択後に、インスペクタのテキストインスペクタの文字タブで、縦中横にチェックボックスを入れるだけで良い。
ただし、設定できるフォントに制限がある。フォントが縦中横の情報を持っている必要があるとの事。少なくても、ヒラギノ系は大丈夫そう。
この機能が使えるか使えないかで、本格使用をためらっていたので、大きな前進となった。
Microsoft Wordで、縦中横とルビを同一段落に書くと、行間をうまくそろえる事が出来ない。ところが、egword Universalでは、非常に奇麗に組版出来る。
斜体文字の扱いがおかしいのは仕方ないとして、この組版の美しさは、絶品だ。もう、これは、本格利用するしかないと言う感じだ。
ただ、ルビが自動で入らないのは、残念。これは、Microsoft Wordに負ける。