ガラスの家族

書籍・雑誌

久しぶりに小説を読んだ。「ガラスの家族」という、児童向けの本。子供の学校のプリント(図書館だより)に紹介されていて、面白そうなので読んでみた。

里親・里子で、血のつながりはなくても、愛でつながっている家族。形式上の家族は、肉親の登場により、砕かれてしまった。ガラスのように。しかし、形の上では崩れても、愛のつながりは切れなかったのだった。

里親が、里子に最後に教えた、「人生は、つまらないんじゃなくて、辛いもの。辛い仕事をせっせとやるくらい、幸せな事はない」と言うこと。

ちょっとやる気を無くしていた自分にとっては、胸を打つ言葉だった。

[amazonjs asin="4037262509" locale="JP"]

Posted by お市のかた