第23回「NHKハート展」を見に行ってきました
ねんドル岡田ひとみさんが、NHKハート展に出展しているということで、観に行って来ました。
場所は、東急百貨店本店の3階です。最初間違えて、109の3階に行ってしまいました…。
あまり時間が無かったので、岡田ひとみさんの作品だけを観て帰ろうと思っていたのですが、一つ目の作品を観た瞬間に、これは全部観ないと後悔するパターンだと悟りました。
様々な障害を持った方の詩に、著名人がその詩に呼応する形で作品を作ります。ハートをモチーフに入れると縛りがあります。一作目が「ひまそうな犬」と言う作品です。詩も素晴らしいですし、作品も素晴らしいです。作品に愛が感じられました。
全部で、50作品あります。時間が無かったので、丁寧に観る事はできませんでしたが、色々感じる事はできました。障害と言っても、様々な方がいらっしゃいます。知的障害の方、肢体不自由の方、聴覚障害の方、視覚障害の方、精神障害の方です。詩の作者の方の力強さ、憤り、ユーモアに溢れた詩でした。それに呼応する作品も様々な形で表現されています。
最後の作品として、岡田ひとみさんの作品を観ました。
まずは、群司直美さんの詩を読みました。今は亡くなったお母様は、苺が大好きだったそうです。それで、イチゴ狩りの思いを詩にしていました。この詩を読んで、私が想像・発想できたのは、イチゴ農園でのイチゴ狩りです。そんな貧困な発想できなかった私は、岡田ひとみさんの作品を観て、感動で涙が込み上がってきました。
スポンジケーキの上に広がった草むらで、野イチゴ(?)を一緒に食べている母娘。それをウサギ達が覗いています。モチーフのハートもちゃんと入れられています。岡田ひとみさんは、この詩から、こんな素敵な世界を作り出していたのです。素晴らしいです!
今回、撮影可だったので、全作品の写真を撮って来ました。そしたら、受付のところで、図録が1,000円で売られている事がわかりました。図録に、全部の詩と作品と解説が乗っています。こちらを買うのがオススメです。
[amazonjs asin="B00CKYW0GQ" locale="JP"]ハート展は、全国各地を回ります。東京は5月5日までです。興味のある方は、ぜひご覧になってください。
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