映画「アンノウン(Unknown)」を観ました
以前、テレビコマーシャルを見て気になっていた映画「Unknown」を観ました。
[amazonjs asin="B004PVTF3S" locale="JP"]以下、結末に至るネタバレがありますので、これから観ようとされている方はご注意ください。
「学会発表の為、ドイツへやってきたマーティン博士。ところが、一人で乗っていたタクシーが事故にあってしまい、記憶の一部を失ってしまいます。一緒に来ていた妻から「知らない」と言われしまいます。そればかりか、妻は見知らぬ男と一緒です。その上、命まで狙われてしまいます。マーティンは自分の記憶違いかと思い始めていた矢先でしたが、命を狙われた事で、自分はマーティンであり、何かの陰謀に巻き込まれていると悟りました。自分の手がかりを探す為に、事故の時のタクシードライバーを頼りに、謎を解き明かして行きます。最後に行き着いた、マーティン自身の正体とは?!」
面白かったですね〜。マーティンは結局、暗殺集団の一員だったのですが、その種明かしに至るまでの過程が面白いのです。
- 自分がマーティンであるかどうか?
- 命を狙われるのはなぜか?
- 自分の本当の正体は?
と言う事が、キーでしょうか?
妻にまとわりついている男も、マーティンを名乗っています。その男には身分証明書もあり、自分だけしか知らない秘密も知っています。何故、そうなっているか、前半は悩みますね〜。後半になると、マーティン博士自身が架空の人物で、自分も謎の男も、マーティンを演じる為の器だった事が明かされます。
自分と謎の男は、暗殺集団に属していました。マーティン博士は、その組織がターゲットに近づく為の手段だったのです。暗殺集団が目的を達成する為には、秘密を暴かれてしまう危険性のある自分の口封じをしなければならなかったのです。
上にも書いた通り、自分はターゲットを殺す為に作られた架空の人物「マーティン」の一人目でした。ですが、自分探しをしている間に、元タクシードライバーとの間に芽生えた絆が、元組織のつながりを上回ります。二人目の「マーティン」である謎の男を倒して、自由を勝ち取ります。
刺客に追われているマーティンが、強いんです。ただの博士のはずなのに、襲ってきた相手を次から次へと倒してしまいます。強いはずです! 自分は暗殺のプロだったのですから…。
そういう一連の事が、ちゃんとつながっているんです! 少しずつ解き明かされる謎、アクションシーン! これはお勧めです。
ちなみに、フラッシュバックで流れる以外、ラブシーンはありません。
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