Ubuntu 9.10でのデュアルディスプレイの設定
PowerMac G4/MDDに、Ubuntu 9.10をインストールして使っています。ビデオカードは、標準のRadeon 9000proです。一台のDVI-Dモニタと、ADC-DVI変換を使ってもう一台のDVI-Dモニタをつなげています。こうして、デュアルディスプレイ(デュアルヘッドとかTwinViewとかとも呼ばれますね)を実現しています。
インストールした直後は、デュアル(マルチ)ディスプレイは、ミラーリングモニターとして、同じ内容が表示されています。
システム→設定→ディスプレイで、ディスプレイの設定を開きます。複数の画面をミラーするにチェックが入っているはずなので、これを外します。そうすると、セカンドモニタが設定画面内に現れます。ここで、モニターの位置を調整すればOKです。
でも、困ったことが起きました。GNOMEのパネルが、ADC-DVI変換側につないだモニターの方に映っているのです。Mac OS Xで使う時は、DVI-D側のモニターにメニューバーを出しているので、ものすごく違和感を感じます。
GNOMEパネルの移動方法を必死になって探しました。
最初、メインディスプレイ(モニター)とサブディスプレイ(モニター)を入れ替えると言う線で検索していたのですが、該当する記事に全く当たらず…。
結局、「デュアル ディスプレイ GNOME メニューバー 移動」と言う検索ワードで見つけました。
わかった事は、次の通りです。
- メニューバーの事は、パネルと呼ばれる
- パネルのプロパティの「広げる」を外す事で、パネルの位置を変更出来るようになる。
パネルの移動の手順は、次のようになります。
- パネルの余白部分で、右クリックします。すると、パネルのプロパティが開きます。
- 広げるのチェックを外します。すると、すぐに動かせるようになります。
- パネルを動かします。
- 広げるにチェックを付けます。
- パネルのプロパティを閉じます。
パネルは、モニターの上下にありますので、両方で同じ事を繰り返します。これで、設定完了です。
ついでですが、パネルのプロパティで、パネルの透明度を変更出来ます。
- パネルのプロパティを開きます。
- 背景タブを選びます。
- 単色を選びます。
- スタイルのスライドバーを調整して、好みの透明度にします。
こうする事で、パネルの下の背景画像が見えるようになり、Mac OS X 10.5 Leopardっぽくなります。
Ubuntuのデュアルディスプレイは、一枚の大きな仮想画面となるのですね。壁紙の設定が厄介です。中央に表示しようとすると、仮想画面の中央に表示されて、困った事になります。ズーム表示なども、おなじ問題に当たります。
ディスカッション
私もUbuntuを仮想マシンとしてインストールしています。
フリーなのにすごく良い出来で、WEB&メールなら十分です。
もうマックは不要です!!
とまでは言いませんけどね。
の さんへ、コメントありがとうございます。
Ubuntuすごいですよね。
iPodを扱えれば、Macがいらなくなるかも。でも、それは多分無いですね。
とか思って調べてみたら、標準でインストールされているRhythmboxと言うソフトで、iPodの中身を見られるのですね…。曲名やプレイリストがちゃんと表示されています。
Ubuntu恐るべしです。