「白い春」終わってしまいました
毎週見ていたドラマ、「白い春」が終わってしまいました。
私がちゃんと見出したのは、第4話の途中からでした。ドラマが始まった直後は、一部のシーンを見ただけで、きちんと見ていなかったのです。上記番組ホームページで、やっとストーリーの全貌を掴めました。簡単にまとめると、次のような感じでしょうか?
佐倉春男(阿部寛)の恋人、高村真理子(紺野まひる)の病気を治療する為の報酬を受け取る代わりに、春男は殺人を犯します。報酬は、春男の友人安岡竜也(デビット伊東)経由で真理子の治療費に使われたはずでした。刑期を終えて出てきた春男に知らされたのは、真理子が亡くなった事と、亡くなる前に真理子が別の男(村上康史(遠藤憲一))と暮らしていたと言いう事でした。真理子を助けられなかった康史を春男が責めます。そんな時、春男は康史の娘、村上さち(大橋のぞみ)と出会います。さちは真理子の娘で、真理子が亡くなった後、康史がさちを育てていたのでした。
その後、色々あって、さちが春男の娘だとわかるのですが、さちの為に康史との約束を守り、春男が父親である事を隠し続けます。その後も色々あって、春男はさちの将来を康史に託す事にしました。わかり合えた春男と康史。春男の送別会をしようと一日だけ春男を康史のパン屋へ呼ぶのですが、そこへ春男が殺した男の息子が仇討ちに来て、間違って康史を殺そうとします。康史を守る為に春男が刺されます。手当ての甲斐もなく春男の助かる見込みは無くなります。春男の最後をさちに看取られます。
最後、春男が死んでしまう訳ですが、やはり死ななければならなかったのでしょうか? 生きていて、別々に暮すと言う終わり方でも良かったと思います。涙を誘うと言う意味では、死んでしまうと言うストーリーが良いのでしょうね…。
終わり方は色々な考えがあるでしょう。それは仕方の無い事です。
このドラマの面白かった所は、ギスギスしていた春男が、さちや康史とかかわっている内に、人として更生・成長して行く所だと思います。康史もさちの父親として至らない所があるのですが、春男からの助言を受けて、父親として成長して行く所もポイントだと思います。
大橋のぞみと阿部寛が出ていると言うだけで興味を持ったドラマでしたが、非常に面白かったです。
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