BK見学
2月20日、初めて「BK」つまりは、NHK大阪放送局に行ってきました。「BK」は、NHK大阪のコールサイン「JOBK」に由来するものだそうです。ちなみに、NHK渋谷放送局は「AK」です。
今まで、何回かAKを見に行った事はあったのですが、BKへ行ったのは初めてです。東梅田から地下鉄谷町線に乗って「谷町四丁目」駅で降ります。2番出口から出て、大阪家庭裁判所方面に歩いていくと、右手に見えます。特徴的な出窓を持ったビルなので、すぐにわかると思います。
なぜ、この日にBKへ行ったかと言うと、NHK朝の連続テレビ小説「だんだん」の撮影最終日だからです。12時少し前に、BKに到着しました。BKプラザ奥にある専用エレベータで、9階の見学ゾーンへ直行出来ます。
着いたら、ちょうど撮影をやっていました。「花むら」のシーンです。テレビ第1スタジオに、「花むら」セットが展開されています。「花むら」セットは6区画くらいに分断されており、最初に見た撮影は、丁度見学窓から見える位置でした。後から考えるとラッキーでした。
撮影の様子は、見学窓から見る他に、見学コースに設置されたモニターを通してみる事も出来ます。最初は映像だけで音声が無いのですが、OKテイク(って言いますよね?)のチェックの時、音声が流れます。
他、「花むら」のダイニングルーム(茶の間です)と、物干し台での撮影をやっていました。茶の間と物干し台は、見学窓からは直接見えない場所にあります。モニターからしか、撮影の様子を見る事が出来ません。
モニターを見ていて気が付いたのですが、モニターの中に、白い線が入っています。最初、何のためかわからなかったのですが、ひらめきました。多分、画面サイズが16:9と4:3を表す線、そして時刻表示されるエリアを示しているのだと思います。
確かに、この枠を意識して、カメラがセットされているようでした。
実はこの日は、撮影の最終日でした。クランクアップです。どのようにクランクアップを迎えるのか楽しみだったのですが、見学は、15:30で強制終了させられてしまいました。演出の都合上、クランクアップの一般公開はしないのだとか…。2枚ある見学窓にシャッターがおろされ、モニター映像も切られました。ショックです。
スタジオの天井からは、大きな金色のくす玉がぶら下がっていました。クランクアップのために用意されていたのでしょう。
撮影されていたのは、第149回と第150回のシーンでした。どのシーンを撮っているかは、モニターに映ります。思いっきり、ネタバレしてしまいました。私は、あらすじなど、先の展開がわかるものはなるべく読まないようにしているのですが、今回はそんな事を行っていられませんでした…。まあ、途中がどういう展開になるかはわからないので、それを楽しむ事にします。
ちなみに、テレビ第1スタジオは、約200坪(660平方メートル、畳400畳分)の広さがあり、高さは8mだそうです。その中に、「花むら」セットがドーンと置かれていました。びっくりしたのですが、そのセット全体が動かせるようになっているのですね。収録の途中、がらがらと動かしていました。
収録の途中、休憩が挟まれていました。その間に食事に行ったのと、1階のプラザスタジオに行ってきました。
1階の見学コースには、「なりきりスタジオ」があって、クロマキー撮影の体験、ニュースキャスター体験が出来ます。両方試してきました。クロマキー撮影では、大阪を飛んでいる画像と合成されました。これは大人用の画像のようです。その後に、小さなお子さんも体験していて、そちらにはストレッチマンが合成されていました。あぁ、ストレッチマンとストレッチしたかった…。ニュースキャスター体験は、ニュース原稿を読んで、後でそのビデオを見ると言うものです。ニュース原稿は、テーブルの上に置くのですが、真上からカメラで撮影されていて、前方にあるカメラを仕込んだハーフミラーのモニターに映されます。そのモニターに映った原稿を見ながら話せば、カメラ目線で撮影されると言う仕組みです。初めて知りました。ニュースキャスター体験はDVDに録画してもらえるようでした。記念にすれば良かったな…。300円かかります。クロマキー撮影の方も、VHSテープを持っていけば、録画してもらえるようです。
「だんだん」スタジオ見学、撮影疑似体験が出来て良かったです。
BKの1階も9階も、無料で見学出来ます。AKは有料です。
スタジオ見学は、ＪＩＮさんとけいさんと、そしてありおすさんとご一緒させていただきました。見学の後、ＪＩＮさんとけいさんと一緒に食事をし、りばさんとも合流しました。充実した一日を過ごせました。
【関連ブログ】
- まなかなメモblog BKへ44
- 詳しく説明されています。