egword Universal 2でのWord文書読み書きは？
egword Universl 2で、Microsoft Wordの文書を読み書きしてみた。
たびたび、このBLOGで書いているが、家族新聞を作っている。使うのは、ワープロソフト。今はegword Universal (2)に落ち着いているが、その前はWordだった。OS X以前だとEGWORD、クラリスワークス（日本語版）、Claris Works（英語版）、Word Perfect、Flash Writer。その前は、ワープロ専用機だった。
Wordで作った家族新聞をegword Univeral 2で読み込んだ。レイアウトが崩れた。行間がうまく再現されない。
egword Universal 2で作った家族新聞をWord形式で保存して、Wordで読み込んだ。レイアウトが激しく崩れた。縦書き、段組とも再現されるものの、絵の位置が無茶苦茶。文字の回り込みが正しく設定されていない感じ。
家族新聞は、縦書きで、三段組をしている。図をぺたぺた貼っている。つまり、ちょっと凝ったレイアウトをしている。
家族新聞とは別の、普通の横書きのWord文書（図入り）をegword Universal 2で読み込んだ。読み込めるものの、図と文字が重なっている部分があった。ただ、この文書は、Wordで開いても図と字が重なっているので、ある意味、完璧に再現しているのかも？
他、横書きの文書をいくつか開いてみたが、元のWord文書と全く同じように開ける物は少なかった。
Word文書を読み書きする時、プラグインを読み込むのに時間がかかる。プラグインを読み込むのは、egword Universal 2の起動の度なので、2回目の文書読み書き時には、プラグインを読み込まなくても良い。Word文書を読み込んだ後の動作は、Wordよりも軽快。
egword Universal 2のWord文書読み込み機能は、テキストエディット.appよりは、ずっと良い。Pages 1.02と比べると、egword Universal 2は縦書きの文書を読める所が良い。横書きの文書なら、Pagesの方がレイアウトが崩れない場合もある。表が入ると、Pagesはダメ。
結論。egword Universal 2のWord文書互換機能は、凝ったレイアウトの文書に対しては、補助的な物。完全互換では無い。egword Universal 2で、Word文書を読み書きする時、互換性の無い部分のダイアログが出る。それを参考に、手直しが必要。…と、思う。
他のBLOGだと、Wordとの互換機能を絶賛している所もあるので、事例の一つとして考えていただきたい。