811SHとハンドセットマネージャ

Bluetooth,携帯・デジカメ

811SHとBluetoothファイル交換 の記事では、Softbank 811SHとMac OS Xでのファイル転送に付いて書いた。

今回、811SHに添付されていたユーティリティ、ハンドセットマネージャ(Windows用)を使って、Windowsでファイル転送をやってみた。

まずは、Windowsと811SHをBluetoothでつなげておく必要がある。手持ちのWindowsマシンには、Bluetoothが搭載されていなかったので、Mac OS X用に買ったBT-MiniEDRを使用した。Windows用のBluetoothドライバがCD-ROMで添付されているので、それを使用すれば良い。そして、Windows側から811SHにペアリングをしておく。

次に、ハンドセットマネージャをインストールする。Windowsと811SHのつなぎ方に、USB、赤外線、Bluetoothを選べるので、Bluetoothを選んでおく。

これで準備完了。

次に、ハンドセットマネージャを立ち上げる。すると、811SHの検索に入る。ただし、811SHは待ち受け画面にしておく必要がある。811SHの画面に、「着信出来ませんがよろしいですか?」と出るので、「はい」と答える。そうすると、811SHの画面は、PCリンクの画面になる。

その後、Windowsのハンドセットマネージャの、ファイルマネージャを起動する。すると、新しいウィンドウ(ファイルマネージャ)が開く。このウィンドウの上部が携帯電話のウィンドウ、下部がWindowsのファイルを表示するようになっている。

携帯電話のウィンドウには、次の内容が表示されているはずである。

ピクチャー
ムービー
着うた・メロディ
ミュージック
ブック
カスタムスクリーン
Flash(R)
着信音 Flash(R)
テンプレート
その他ファイル

上に示したそれぞれは、クリックすると、「本体」「メモリカード」が表示される。転送したい方を選んで、ファイルをドラッグ&ドロップすれば良い。

「ブック」には、電子ブックを入れられるのだが、拡張子zbf(XMDF形式)になっている必要があるようだ。テキストファイルを読みたい場合は、「その他ファイル」に、拡張子txtの物を入れて、電子ブックリーダーで読む事が出来る。しかし、青空文庫 で使われているようなルビフォーマットに対応していない。(せこい&ださい)

811SHのハンドセットマネージャ/ファイルマネージャは、さすがに専用ソフトだけあって、本体とメモリカードの両方にアクセス出来ると言う事に感動した。

Bluetoothによる転送時間は、USBケーブルによる接続よりは時間がかかるが、我慢の出来る程度。それよりも、無線で通信出来ると言う事が嬉しい。

情報を集めた所、811SHの外部コネクタ(充電器やUSBケーブルをつなぐ所)は壊れやすいらしいので、極力触らないようにした方が良さそうだ。

Posted by お市のかた