心肺蘇生法

心と体

この前。心肺蘇生法(そせいほう)について、講習を受けてきた。倒れている人を見つけてから、救急車、AED(自動体外式除細動器)の手配、そして人工呼吸〜心臓マッサージの手法、AEDの使用方法までだ。

今まで、心臓マッサージは、「止まっている心臓をマッサージして、動き出させる」ものだと思っていた。ところが、この講習を受けて、それが誤解だと言う事がわかった。心臓をマッサージする事で、血液を強制的に循環させ、脳や臓器に酸素を送る事が目的だったのだ。

まず、2回人工呼吸する。次に、反応の確認、心臓マッサージ(15回or30回)、人工呼吸(2回)をする。そして、反応の確認から、また繰り返す。これを、AEDか救急車が到着するまで、繰り返さなければならない。

AEDが到着したら、装置を装着して、AEDから流れる音声メッセージにしたがって、操作する。これを、救急車が来るまで繰り返す。AEDを取り付けたら、人工呼吸や心臓マッサージは不要と講習を受けたのだが、Wikipediaによると、人工呼吸と心臓マッサージの併用も必要と出ている。どちらが正しいのか…。

AEDは、心室細動を起こしている心臓に対してのみ有効だそうで、動いていたり、完全に止まってしまった心臓に対しては意味がないとの事。AEDは、自動で心電図の解析もしてくれるので、とにかく、音声の指示に従えば良い。

家庭にもあった方がいいのかな?買うと、30万円くらいから手に入るみたい。レンタルやリースもあるようだ。月々払っている保険代金に比べても、そう高いものでは無い。悩みどころだなぁ。

Posted by お市のかた