アニメソング

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今日、NHK BS2の「BS永遠の音楽・アニメ主題歌大全集」という番組を見ました。古くは、マジンガーZから、最近のものではポケットモンスターまでカバーしていました。仮面ライダーやゴレンジャーなど、一部、特撮物の主題歌もありました。バロムワンやレインボーマンなど、確かに見ていたはずなんだけど、すっかり歌を忘れてしまっていた曲も聴けて良かったです。

アンパンマンの歌も流れました。詞はやなせたかし氏が書いています。歌詞の中で、「愛と勇気だけが友達さ」という部分があって、感動しました。正義を愛するものは、こうでなくっちゃと思いました。

すごかったのは、ほとんどの曲で、当時主題歌を歌っていたオリジナル歌手が歌っていたことです。水木一郎をはじめ、ささきいさおや、堀江美都子などです。伴奏もしっかりオーケストラがついていて、曲のアレンジも、当時のものを踏襲しています。

2時間で、約50曲。しっかり聞かせてもらいました。民放では、こうは行かないでしょう。受信料を払っていて、良かったなと思いました。

元記事を探せないのですが、最近読んだ朝日新聞に、こんな紹介がありました。「最近のアニメソングは、新人歌手のデビューの場にもなっている。そのため、3ヶ月毎に曲を変えたり、歌詞の中に作品名を入れないようにしている。」

こんな歌が、主題歌と言えるのでしょうか?後30年して、今回のNHK BSと同じような企画で番組を作ることが出来るのでしょうか?たった3ヶ月だと、曲に対する愛着も湧かないような気がします。よほど、インパクトのある曲でない限り。

昔とは、テレビを見る環境や曲を聴く環境が全く変わっています。なので、そういう環境の中で育つ子供は、それに応じた感じ方をするのでしょうか?

この前、子供とカラオケに行ったとき、妙に大人っぽい曲を歌っていました。「何で、こんな曲をしっているの?」と聞くと、アニメの主題歌との事。好きなものは、ちゃんと覚えるものなんだと、感心しました。

30年先、心配することもないのかも知れません。きっと、良い曲は残っていくのでしょうから。

Posted by お市のかた