ひかり電話を契約しました
もう、昨年の話なのですが、NTTのひかり電話を導入しました。それまでは、ISDN回線だけだったのですが、ひかり電話を追加した形となります。
理由は、トータルの電話料金の削減です。ひかり電話エース契約(1,575円+472.5円)だと、無料通話分(504円)が付いてくるので、お得です。また、ISDN回線用の(iナンバーではなく)ダイアルイン契約(900円)、ナンバーディスプレイ契約(600円)を解除したので、この分の費用が浮きました。この浮いた費用と無料通話分で、ひかり電話増設分の価格が相殺される感じです。
さらに、ひかり電話のボイスワープ(電話転送機能)が使えるので、自宅にかかって来た電話を、携帯電話に転送する事ができます。携帯電話には、かけて来た人の電話番号が通知されるので、誰からかかって来たかがわかります。
無料通話分を考えないと、若干高くなる計算ですが、付加機能が増えるのでお得かな? と。
ひかり電話導入前
- ISDNのTA(ターミナルアダプタ)に、アナログ電話、ファクス、テレビ電話を接続
- ONU(光回線端末)に、ルータを接続
- 4,196円(回線使用料2,780円+ダイヤルイン使用料800円+ナンバー・ディスプレイ使用料600円+ユニバーサルサービス料(2番号分))+通話料+消費税
ひかり電話導入後
- ISDNのTAに、ファクス、テレビ電話を接続
- ONUに、HUBを接続
- HUBに、今まで使っていたルータを接続
- HUBに、ひかり電話ルータを接続し、アナログ電話を接続
- 4,828円(通話料が504円以内なら増額無し)+FAX/テレビ電話通話料
アナログ電話とファクスの電話番号を変えずに、ISDN回線を残しつつ、ひかり電話に同番移行すると言う、結構マニアックな工事だったのですが、NTTは受け付けてくれました。その分、それなりの工事費はかかりました。
ファクスもひかり電話につなぐ事もできたのですが、それをすると、追加オプション費用が発生してしまうので、止めました。
なぜ、ISDN回線を残したかと言うと、テレビ電話を接続するためです。このテレビ電話(フェニックスtype M)は、ISDN回線でしか使う事ができません。
ひかり電話に、ISDN専用電話(音声)をつなぐためのアタプタなら販売されています。
ですが、ISDNテレビ電話はつながらないと回答を受けました。「非制限ディジタル通信」と言うのが必要になるらしいのですが、VG230i(とその上位機種)は対応していないとの事です。
「非制限ディジタル通信」を変換できる装置もあります。ですが、ISDN機器をNGN(ひかり電話通信)に変換するだけで、相手方にも同様の機器を設置する必要があります。
相手方に、ひかり電話とこのアダプタの導入はお願いできないので、結局、ISDN回線を残しておく必要がありました。
また、ひかり電話のテレビ電話は、FOMA(docomoの携帯電話)のテレビ電話と接続できます。私の相手方は、ソフトバンクの携帯電話を使っています。FOMAとソフトバンクのテレビ電話は、同じ規格を使っているので、ひかり電話からソフトバンクの携帯電話にもつながるのではないか? と思い、NTTの光HOUSE(ひかり電話のショールーム)へ行って確かめてきました。
結局、ひかり電話のテレビ電話からは、ソフトバンクの携帯電話のテレビ電話にはつながらない事がわかりました。ひかり電話は、NTTグループの事しか、考えていないのですね。と言うか、同じ規格(3G-324M)のはずなのに、つながらないって、どういう事?!
ISDNのテレビ電話なんて、時代遅れなんですけどね…。でも、それでしかつながらない環境は、我が家だけでなく残っているはずなので、NTTにどうにかして欲しいです。
ついでに、Flet’s光ネクストハイスピードにも変更したので、インターネットの回線速度が2倍になりました。
ひかり電話ルータが増設されただけで、ONUはそのままです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません