「あいたい」の作詩者に逢いたい[追記あり]
村松崇さんと言うピアニスト兼作曲家が、NHKの朝ドラ「だんだん」、映画「アントキノイノチ」の音楽等を担当しています。
[amazonjs asin="B001J2HTRA" locale="JP"] [amazonjs asin="B005MJVMOC" locale="JP"]私は、村松さんの音楽は、結構好きです。
その村松さんが、先日ファッションブランド「Chesty」とのコラボアルバムをリリースしました。
[amazonjs asin="B005MJVMEW" locale="JP"]女の子にハッピーライフを届けるためのピアノ曲集だそうです。
そのピアノ曲集の中に、三倉茉奈さんが作詞し、歌っている曲があります。
「あいたい」です。
この曲が良い!
初めて全部を聴いたのは、第15回マナカナファンの集いででした。
その時は、「明るい感じで、良い曲だなぁ。」って思った程度でした。
でも、じっくり聴くと、感動がこみ上げてきました。
恋する女の子の純粋な「逢いたい」気持ちが伝わってきます。
最初は、受け身だけの女の子。恋人とのデートの約束も自分からはできず、待っているだけ。幸せそうな他の女の子と自分とを比べ、情けなくなってしまっています。
ただ「空」を見上げて、彼氏の事を想うだけです。彼女は、彼氏に逢って、一緒に手をつないで歩きたいだけなのです。
彼氏が彼女にかけてくれる言葉を信じ、付いていこうと決心する彼女。自分の性格すら嫌いだった彼女は、彼氏と一緒にいる事で、自分を肯定していきます。
彼女が変われたのは、彼氏に逢いたいと言う純粋な気持ちからだけです。
その「逢いたい」と言う気持ちが、自分から一歩を踏み出せるまでに、彼女を成長させました。
恋をし始めた、女の子の歌ですね。本当に、純粋な心。ただ逢って、一緒にいるだけで良いって。う〜ん、カワイイ。
「空」を見上げて、恋する人の事を想うだけの彼女。歌詞に「空」が出て来るのは、三倉茉奈さんらしいです。彼女は、空が大好きですから。
もう、聴いていて、胸がキュンキュンします。
この恋が愛に変わっていくか、枯れて行くかわかりません。でも、それはどうでも良い事なのです。
恋をし始めたばかりの純粋な気持ちを歌詞、いや、歌詩に現した三倉茉奈さんはすごい。そして、それをちゃんと歌って、いや、唄っています。
三倉茉奈さんが最初に作詞した曲、「ボクとキミとこの空と」は、もうひと頑張りだなぁと思っていました。
[amazonjs asin="B004HHAR46" locale="JP"]曲と歌詞がマッチしていない感じを受けるのと、なんだか、歌詞に筋が通った物が無いのですよね…。主張が感じられないんです。
選曲が良くなかったんじゃないかな…。難しい曲だと思います。最初は、バラードから入れば、もっと良い歌詞を書けたんじゃないかな…。
もしくは、最初に出来上がった歌詞「タリラリな毎日を過ごそう」が良い出来だったのではないかと!
ちょっと、批判的になってごめんなさい。私の素直な感想です。
今回の「あいたい」は、そんな評価を一掃する出来です! iPodに入れて、一曲リピートで聴いています。もうすぐ、再生回数が200回になろうとしています。
作詩者の三倉茉奈さんに逢って、この想いを伝えたいなぁ。
(追記 2011-11-30 01:32)
もちろん、歌詩だけでは、曲は完成しません。この歌詩の良さを引き上げているのは、作曲の村松崇継さんの力です。曲が先なのか、歌詩が先なのか、どっちなのでしょうか?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません