手塚治虫特集

アニメ・コミック

昨日から、NHK BS2で、手塚治虫2009をやっています。今日で、手塚治虫先生が亡くなって丁度20年なんですね。

今日の放送では、鉄腕アトムの最終回も放送されていました。アトムが太陽に飛び込むと言う話は知っていましたが、その経緯は知りませんでした。

太陽の異常活動により、地球が暑くなり始め、生き延びるために人間は地球を一時的に去り、ロボットだけが残ります。残った地球を支配するべく、自称サイボーグの「ナポリタン」が暗躍します。アトムとの対決で、サイボーグではなく、実はロボットである事を知ってしまったナポリタン。ナポリタンは、太陽の活動を抑える装置をアトムに残し、自害します。アトムと装置を載せたロケットは、太陽に向かって飛び立ちます。太陽の近くから装置のカプセルを発射しますが、カプセルが隕石に邪魔され、コースを外れてしまいます。そのカプセルの方向を太陽に向けるため、アトムはカプセルとともに太陽に飛び込んでいくのです。地球を振り返って、「地球は綺麗だなぁ」と言う言葉を残して。無事太陽の活動は治まり、人間が地球に帰ってきますが、アトムは帰ってきませんでした。でも、御茶ノ水博士は知っているんですね。アトムはロボットなので、第二、第三のアトムが生まれる可能性を…。

「鉄腕アトム」最終回(第193話)「地球最大の冒険」より

絵が生き生きしているんですよ。織り交ぜられたギャグシーンも生きています。全く古い感じがしません。1966年の作品です。

他、パネラー達による作品紹介などがありました。あぁ、読んでみたい。

Posted by お市のかた