さようならPALDiO611S
本日(2007-1-7)で、NTTのPHSサービスは終了になります。後、数時間です。
NTT DoCoMoからは、「現在お使いのPHS電話機を持ってきていただければ、FOMAと無料交換できますよ」と案内が来ていましたが、結局、交換に行きませんでした。DoCoMoの905iシリーズ[追記あり]で書いた通り、魅力的な機種が無い事と、基本料を払い続けるのがイヤだったからです。
PALDiO 611Sは、いつ入手したか、忘れてしまいました。最初は、SHARPのZAURUS MI-310でモバイルをしたくて、入手しました。しばらく、モバイラーとして活動していましたが、カード型のPHSが出るようになり、それがうらやましくもあり、惨めでもあり、使うのを止めてしまいました。と言うよりも、多分、その頃にケータイを購入して、PHSとケータイの両方を持ち歩くのが面倒になったのだと思います。モバイルしてまで何かをすると言う使い方にも飽きてきたのだと思います。
その後、実家に帰る時などは活躍していました。実は、この年末年始も活躍していました。最後の活躍です。64kでしかつながらず、表示が遅くてイライラしますが、ブログの更新くらいなら十分使えました。ちなみに、ココログの文字コードはUTF-8なので、MI-310では表示できません(文字化けします)。ノートPCで更新していました。
PALDiO 611Sについて、もう少し詳しく書きたいと思います。たしか、64kサービス開始のモニター募集記事を見て、それに応募したのだと思います。そして、レポート(アンケート)を提出すれば、無料でもらえました。発売前のモニター募集だったと思うので、611Sを最初から最後まで使った事になります。その頃は、NTT DoCoMoではなく、NTTパーソナルでした。
611Sは普通の電話機(PHS)としても使え、CFカード(Type-I)のインターフェースを持っています。CFカードインターフェースを持ったMI-310には、そのまま使えました。PCカード用のアダプタを使えば、PCカードスロットを持ったノートPCでも使えます。CFカードインターフェースの部分にはカバーがついていて、普通はこのカバーを両手で外すのですが、慣れてくると片手で外せるようになります。カバーを押さえる部分に爪を入れて弾くような感じです。この、片手で外せると言うのが、玄人になったみたいで、嬉しかったです。
結構重宝したのですが、時代の進歩にはかないません。さようなら、PALDiO 611S!!