区別の「は」とペヤング
25日は飲み会だった。今回はイレギュラーだったのだが、普通は休みの前日に開催される。
会社の同僚で、同じ電車沿線に住んでいる人たち限定の飲み会である。会場が必然的に沿線の店になるので、帰りの事を心配しなくて良いと言う利点がある。それと、気の合ったグループなので、ゆったりした気分で飲める事も利点。
それに加え、この飲み会の楽しみの一つに、雑学に強くなれると言う事がある。本日覚えたのは、「区別の『は』」と「ペヤングソースやきそば」について。
今まで、助詞の「が」と「は」の違いを明確に意識して使った事は無かった。でも、実際には、きちんと理解して使わなければならない。「は」は、他の物と区別して表したい時に使えば良いとの事。
例として出たのが、桃太郎の話。「昔々、ある所に、おじいさんとおばあさん『が』住んでいました。おじいさん『は』山へ芝刈りに、おばあさん『は』川へ洗濯に行きました。」という文章で、「が」と「は」を入れ替えると、日本語としておかしな表現になる。
今までは、感覚的に、なんとなく使い分けてきていたのだが、これからはもうちょっと意識して使ってみたいと思う。
「ペヤングソースやきそば」については、「ペヤング」の意味を知れた事。これは、ペア&ヤングの合成語で、「若いカップルに食べて欲しい」という希望から付けられた名前らしい。
おいしく食事をして、知識を高められる。しかも、ゆったりとした気分で。最高の飲み会だ。次回が楽しみである。
ディスカッション
議論を挑んでいるのではありません。市さんの記事に頭が活性化されたので、ちょこっとだけ・・。
以前、訳書を書くときに、強調の「が」として使っているということを聞いたことがあります。
それで、気になって大辞林だけですが調べてみました。(今まではなるほどなぁで終わりでしたが)
区別の「は」場合、
物事をとりあげて提示するということでしょうか。
それで、例にあげられた「が」は主格を現す「が」になるのだと思います。とはいえ、これを著者が意識していたかというと、どうもそういうことじゃないような気がします。「が」と「は」をひっくりかえすと、住んでいたことよりも、行動したことが強調されるようにも感じます。日本語は奥深いですねぇ〜
なるほど。例で示した文で「が」「は」を入れ替えると、日本語としておかしな表現になるのではなく、違う意味になるというのが正しそうですね。
Googleで探していて最初に見つけたサイトを紹介します。
http://www2.dokkyo.ac.jp/~esemi008/kenkyu/naito.html
ここによると、上の例文の「が」は、『新しい題目を提示する「が」』だそうです。
日本語って、難しいですね。
お〜なるほど。面白いです。こういうことを考えるのも楽しいものです。