Windows転送ツールを使ってみました

2013年12月6日パソコン・インターネット

知り合いに頼まれて、「Windows転送ツール」を使ってみました。

転送したのは、Windows7(i5, SSD)→Windows7(i5, SSD)です。まあ、引っ越しですね。

Windows XPやVistaだと、上記ウェブサイトから、「Windows転送ツール」をダウンロードしてくる必要があります。Windows7だと、プリインストールされているので、その必要がありません。

具体的な方法は、次の様なウェブサイトをご覧下さい。

私は、2台のWindows7マシンを、イーサネットクロスケーブルで接続して、「ネットワーク」経由の転送にしました。

基本的には、次の通りです。

  1. それぞれのIPアドレスを192.168.0.1, 192.168.0.2などの、プライベートIPアドレスに設定する。DNS設定はしなくても良い。
  2. イーサネットクロスケーブルで接続する。
  3. それぞれのWindowsで「転送ツール」を起動する。「今までのコンピュータ」「新しいコンピュータ」の設定を逆にしてしまうと、悲惨な事になるので注意。
  4. 「今までのコンピュータ」に表示された数字(6桁)を「新しいコンピュータ」に入力する。
  5. 転送が終わるまで待つ。転送が終了すると、メッセージの確認画面になるので、内容を確認しておく。

Windowsのアカウントごとに、転送するかしないかを決められます。また、転送されるのは基本的にデータのみで、アプリケーションは転送されません。双方に同じアプリケーションがインストールされていると、設定も転送される場合がありますが、確実ではありません。

転送が終わると、転送できなかったファイルや、新しいコンピュータ側にインストールされていないアプリケーションが何なのかが表示されるので、確認が必要です。

OS Xの「移行アシスタント」だと、データだけでなく、アプリケーションも含めたOSの設定部分まで自動転送できます。OS Xの方が遥かに楽です。

気になる転送速度ですが、Giga bitイーサ同士の接続で、80M〜120M bit/sec程度でした。速度に幅があるのは、転送終了となるのは、人間がメッセージを確認した後になる事に、後から気が付いたためです。

「今までのコンピュータ」のSSDは、SATA Gen.2なので、ランダムリード/ライト性能を考えると、妥当な速度だと思います。

データの転送は、非常にスムーズに行きました。ですが、データ転送後の設定で、大ハマりした事があるのですが、別の記事にします。

ちなみに、「Windows転送ツール」の英語名は「Windows Easy Transfer」の様です。

Posted by お市のかた