PrettyBachのインストアライブに行ってきました

2014年5月25日さだまさし,芸能・アイドル,音楽

本日、PrettyBach(プリティ・バッハ)のインストアライブに行ってきました。

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プリティ・バッハは、紅林弥生(くればやし やよい)さんと、佐田詠夢(さだ えむ)さんの、ピアノデュオです。

佐田詠夢さんは、さだまさしさんの娘です。

場所は、埼玉県にある錦町ヨーカドーの、イベントスペースです。会場は、こんな感じ。

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2台の、電子ピアノが置かれています。左の白が詠夢さん、右の黒が弥生さんです。

このピアノは、RolandのFP-7Fです。ライブ用の電子ピアノなんて、あるのですね。

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演奏中は、撮影禁止なので、写真はありません。

13時からと15時からの、2回ありました。私は、両方とも聴いてきました。曲目、トークの内容も、ほぼ一緒でした。

トークをメモしてきましたので、紹介したいと思います。15時からの回の方が、しっかりメモできましたので、そちらに基づいています。13時からの回の内容も織り交ぜています。メモから書起していますので、不正確な部分があると思います。

以下、敬称を付けずに、紅林弥生さん「弥生: 」で、佐田詠夢さんは「詠夢: 」で表させていただきます。

「2声のインヴェンション 第8番」♪

「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第7番 フーガ」♪

登場したと同時に、立て続けに2曲連続でした。当たり前ですが、上手い!

詠夢: プリティ・バッハです!

弥生: プリティ・バッハは、バッハを楽しく、奇麗に紹介します。

詠夢: 自分たちが、プリティな訳ではありません。バッハは、練習していても楽しくないんです。モーツアルトだと、右手はメロディ、左手は伴奏になっています。ところがバッハの場合、2声なら、右手と左手で、それぞれメロディを弾きます。3声なら右手の親指でメロディを、4声なら左手の親指でもメロディを引きます。練習する時も、頭の中で組み立てて、弾き方を考えなければなりません。

プリティ・バッハの名前の由来が、初めてわかりました! プリティなのは、弥生さんかな〜、詠夢さんかな〜と、ずっと悩んでいました。^^;;;

弥生: バッハは、聴くのは好き、弾くのは好きじゃないと言う人が多いですね。私は、合いの手を入れています。

詠夢: 私は譜面通りに、弥生さんはアドリブで弾いています。

なるほど〜、そう言う役割分担だったのですか! 2台のピアノで演奏する事で、曲に広がりが生まれていたと思います。

弥生: 詠夢ちゃんのお父さんは、有名な、さだ何さんだっけ? 大ヒットした、『北の国から』と『関白宣言』を合体させました。

詠夢: さらに、有名なクラシック、チャイコフスキーのピアノ・コンチェルトを加えています。何処に、何が入っているかを探して、楽しんで下さい。

「コンチェルト『北の関白』」♪

いや〜、渾身の演奏でした。私は、ピアノの事は良くわからないのですけれど、多分、いろいろなテクニックが押し込まれていました。速いし、音が多い! こんな曲を作ちゃって、しかも演奏するなんて、すごいです!

やはり、演奏するのはしんどいそうです。

詠夢: 次は、弥生さんのオリジナル曲で、私のお気に入りです。演奏は、私の17番くらいかな? 弥生さんが飼っていた猫をモチーフにしています。

弥生: その猫は、3月の震災で死んじゃったんです。16年前に、ウチに来た時、子猫の様子、ジャンプしたり、寝ていたりをイメージして、第1楽章、第2楽章、第3楽章を書きました。今日は、ショート・バージョンでお届けします。

詠夢: せっかくなので、Rolandのエレピの音をだしてみます。

「My Funny Betty」♪

私は、第2楽章が好きだなぁ。

詠夢: 11月に、横浜の青葉台フィリアホールでコンサートがあります。このホールは、CDをライブ録音した所です。ホールの音響が素敵なんです。

弥生: このホールは、クラシックを演奏する時、響きが素晴らしいです。11月10日に、2nd コンサートがあります。

詠夢: コンサートでは、もっと長く弾きます。

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今日の演奏を聴いて、とても楽しかったので、私はこのコンサートに行こうと思っています。まだ、チケットは買っていませんが。

弥生: 6月5日に、1st コンサートがありました。コンサートに来られた方はいらっしゃいますか?

客席では、一部の人が拍手をしていました。(13時からの回の時)

弥生: 11月のコンサートは、ガラッと変わります。全く違った内容になります。倍増したパワーでお届けします。

詠夢: バッハさんのピアノ・コンチェルトですが、実はその時代はまだピアノが無いんです。当時は、チェンバロと言って、はじいて音を出す楽器でした。なので、チェンバロ・コンチェルトと呼ばれていました。ピアノ・コンチェルトの第4番は、CDに入っています。コンチェルトですから、第1楽章、第2楽章、第3楽章があります。コンチェルト言うのは、楽器のソロ演奏とオーケストラで組み立てられています。ピアノ・コンチェルトですから、ピアノ部分を私が、オーケストラ部分を弥生さんが演奏します。次のコンサートでは、第2番に挑戦します。今回は、予告編と言う事でお聴きください。

「ピアノ協奏曲 第2番」♪

ほう〜、コンチェルト(協奏曲)と言うのは、そういう形態の演奏の事だったのですか! 勉強になります。

演奏した部分は、楽譜で10ページある内の、まだ1ページ分くらいだそうです。

詠夢: 次が、最後の曲です。今の所、好きになっていただいている率が高い曲です。パガニーニの『La Campanella』とチック・コリアの『La Fiesta』を合体させた曲です。

「La Fiesta Campanella」♪

と言う事で、無事演奏が終了しました。

本日演奏された曲の大体は、1stアルバムに収録されています。

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CDを買った人は、サイン会に参加できます。

テレビ、ブログなどで、詠夢さんを見た事はありましたが、本人を前にしたのは初めてです。ブログやtwitterの文章を読んでいると、詠夢さんは、お茶目な可愛らしい感じの娘さんかな〜と思っていたら違いました。奇麗なお嬢さんでした。

詠夢さんは、楽しそうに演奏していました。見ていると、表情がクルクル変わって、面白いです。演奏中に、時々弥生さんの方を見て、何か合図を送っている様でした。

弥生さんは、演奏中もクールです。あまり、表情は変えませんでした。時々、ほほえんでいる時がありました。

ピアノって、一台でもかなり表現できる楽器だと思いますが、二台だと、更に表現が拡がりますね。すごく良かったです。

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Posted by お市のかた