手話通訳を学ぶ人の「手話通訳学」入門 改訂版

読書ノート

書名 手話通訳を学ぶ人の「手話通訳学」入門 改訂版
著者 林智樹 本の所在 蔵書
出版社 クリエイツかもがわ 価格 2160円(税込)
出版年 2017年05月13日 評価 ★★★★★
読書期間 2018年04月12日〜2018年05月10日
心に残った言葉

「手話通訳し倫理綱領」の前文には、「私たち手話通訳士は、聴覚障害者の社会参加を拒む解消され、聴覚障害者の社会への完全参加と平等が実現されることを願っている」と記されています。

1.4手話通訳の理念(p16)より

感想

手話通訳に興味があったので購入しました。項目ごとに、見開き2ページでまとめられており、読みやすいです。

この本を読むと、手話通訳をする人には、物凄く高い技術、倫理観が要求されている事がわかります。でも、その割に、もらえる報酬、そして身分の保証が少ないです。ここまでして、手話通訳を続けたいと言うのは、やはり上記の理念を持っているからなのでしょう。

あとがきを読んで、筆者の林智樹さんは、このあとがきを書いた直後に亡くなられていたことを知りました。合掌。

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手話通訳学入門

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Posted by お市のかた