Sweet Home Server

家庭内サーバで挑戦した事のまとめです。基本的に、プラスα空間内記事へのリンクです。ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってきて下さい。

このページのタイトルは、ホーム・サーバに、茉奈 佳奈の1stアルバム「Sweet Home」を合わせて、「Sweet Home Server」にしています。

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自分でサーバを立てて管理するのは、全く「sweet」ではないのですけれど。かといって「cute」でもなく、それほど「cool」でもなく、「wild」にやっている訳でもないです。

サーバ検討

最初は、基本的にNASとして使う事しか考えていませんでした。どのようなNASを導入するのが効果的なのか、検討しました。

ハードウェア

NAS専用機を購入したのですが、カスタマイズに限界があり、汎用PCを自作する事にしました。

Sweet Home Server

ケース入りSweet Home Server

無停電電源装置

サーバとして運用するためには、無停電電源装置は必須です。

ソフトウェアとシステム管理

OSとしてFreeBSDを選択しました。この理由は、FreeBSDだとZFSを使えるからです。

FreeBSDパッケージ管理

FreeBSDは、各種ソフトが移植され、portsライブラリとして整備されています。/usr/portsに置かれたソースからビルドする方法と、pkgngによるバイナリインストールによる方法があります。

DNS

DNSMASQを使って、DNS+DHCPサーバとして使っています。

Netatalk

NASとして使う最大の目的です。インストールも簡単です。

Samba

Sambaも使えないと、やはり不便です。

WordPress

WordPressは、CMSソフトウェアとしても優秀なので、サーバのホームページ用として利用しています。そして、公開用サーバのクローンとして、実験台として利用しています。

Redmine

プロジェクト管理ツールです。サーバ管理などに利用しています。備忘録代わりの期限付きTo Do Listとして使っています。

Subversion (SVN)

バージョン管理システムです。Redmineとの連携もできます。

Git

バージョン管理システムです。Netatalkのソースを開発用パッケージをビルドする時に必要でした。

ZFS管理

ZFSは非常に柔軟で、自由自在な管理ができます。

マウントポイント変更

ファイルシステム間のデータ移動も簡単です。

ディスク増設、多重化

ZFSは壊れにくいファイルシステムですが、間違った操作でファイルを消してしまったり、何らかの障害でファイルを消失してしまう場合があります。それに備えた対策です。

また、ディスク増設も非常に簡単にできます。

ZFS障害対応

実際に、ファイルシステムが壊れてしまいました。zfs scrubで元に戻る事が多いのですが、それでも復旧できない場合があります。この様な場合は、poolを作り直すしかありません。

性能評価

ZFSそのものやNASとして使った場合の性能を評価しました。満足のいく結果が得られました。

Posted by お市のかた