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macOS SierraでMacの再生音をタイマー録音する方法[追記あり]

フリーソフトを使ってMacの再生音をタイマー録音する方法を、次の記事で書いています。

フリーソフトを使ってMacの再生音をタイマー録音する[追記あり]

コメント欄で、macOS Sierraでの対応方法を教えて欲しいと言う連絡がありましたので、確認してみました。調べてみると、サラのmacOS SierraにSoundFlowerやLameドライバをインストールする所から違っているみたいです。

Macbook Pro Retina 13 (Early 2016)のmacOS Sierra 10.12.4で試しました。

次の手順となります。

  1. 各種ソフトのインストール
  2. Audio MIDI設定
  3. システム環境設定のサウンド設定
  4. Audacity起動と設定
  5. 録音したいウェブページを表示
  6. すぐに録音あるいはタイマー録音
  7. 保存

それでは、解説を始めます。ちょっと、文章が長くなってしまいました。

1. 各種ソフトのインストール

まず、次のソフトをインストールします。

  1. Soundflower
  2. Audacity
  3. LAME

次の通り、各種ソフトをインストールします。

1.1 Soundflower

このソフト(ドライバ)は、Macの標準音声入力、標準音声出力を奪い取って、”Soundflower”と言う仮想デバイスに割り付けまる物です。小さなディレイ、低いCPU使用率で実現できているとの事です。

最新のSoundflowerは次の物です。

twitterで教えていただきました。ありがとうございます。

Soundflowerのドライブの中に入っている、”Soundflower.pkg”を開いて、インストーラに従ってインストールします。システム管理者権限が必要です。

ただし、開発元が未確認のため、Gatekeeperではじかれます。右クリックか、Controlキーを押しながらクリックでコンテキストメニューを出して開くで開きます。

1.2 Audacity

このソフトで録音します。録音した物を各種形式でエクスポートできます。

次のページからダウンロードします。

ダウンロードしたdmgファイルを開き、マウントされたドライブの”Audacity”と言うフォルダを、アプリケーションフォルダ(/Applications)にコピーします。管理者権限が必要です。

1.3 LAME

録音した物を、MP3フォーマットでエクスポートする為に必要です。”RECOMMENDED Installer Package for LAME on OSX:”となっている物をダウンロードします。

ダウンロードしたdmgファイルを開き、ドライブの中の”Lame Library v…. for Audacity.pkg”を、右クリックか、Controlキーを押しながらクリックでコンテキストメニューを出し、開くで開きます。

後は、インストーラに従って、インストールして下さい。

2. Audio MIDI設定

Lauchpadのその他の中に、Audio MIDI設定が入っています。アプリケーションのユーティリティにあります。

その他

Audio MIDI設定

起動すると、次の画面になります。

Audio MIDI設定

赤四角枠の+を押します。

機器の追加

そして、複数出力装置を作成を選びます。出来上がった「複数出力装置」を選択し、「マスター装置」はSoundflower (2ch)にします。

出力装置の指定

そして、Soundflower (2ch)内蔵出力にチェックを入れます。「複数出力装置」のボタンを押すと、出力装置の構成がわかります。

スピーカーを構成ボタン

右下のスピーカーを構成…ボタンを押すと、次の画面になります。

スピーカーを構成

左スピーカーを1に、右スピーカーを2に割り当てます。スピーカーをクリックすると、音が再生されます。完了ボタンを押して確定します。

なお、この方法は、OS X Yosemite 10.10.5でも使えます。

Audio MIDI設定を使う方法は、コメントで教えていただきました。ありがとうございます。

3. システム環境設定のサウンド設定

「システム環境設定」のサウンドを開きます。

Macのサウンドの出力として、「複数出力装置」を選んで下さい。これにより、内蔵スピーカーとSoundflower (2ch)の両方に出力出来るようになります。

サウンド設定

サウンド入力として「Soundflower (2ch)」を選んでおけば、QuickTime Playerのサウンドソースにもなります。

サウンド入力

サウンドエフェクトを、「内蔵スピーカー」にしておくと、通知音が録音されてしまうという悲しい思いを防止できます。

サウンドエフェクト

4. Audacity起動と設定

Audacityを起動します。Launchpadで開いても良いですし、アプリケーションフォルダの”Audacity”にある”Audacity.app”を開いても良いです。

Audacity

次の設定が必要です。

  1. ライブラリ
  2. 入出力

4.1 ライブラリ

次に、Audacity環境設定…ライブラリを開きます。MP3ライブラリ場所…をクリックします。

LAMEライブラリは、”/Library/Application Support/audacity/libs/libmp3lame.dylib”にインストールされているはずなので、ブラウズ…で場所を指定します。起動ディスクを開き、「ライブラリ」→「Application Support」→「audacity」→「libs」→「libmp3lame.dylib」を指定します。

libmp3lama.dylibのパス

次の様に設定できていればOKです。

libmp3lama.dylibの場所

インストールできました。

LAMEインストール済み

4.2 入出力

一番肝心な所です。マイクアイコンの所を「Soundflower (2ch)」に、スピーカーアイコンの所を「複数出力装置」に設定します。

Audacity入出力

これで、録音準備が整いました。

5. 録音したいウェブページを表示

一般的には、次のところですかねぇ。

私が録音したいのは、NHKの語学番組です。NHKのイベントのアンケートに、必ず「語学番組はPodcastで放送して欲しい。」と要望を出しています。また、ウェブサイトからも2回ほど要望を出していますが、2回とも断られました。

受信料払っているんだから、Podcast配信して、利用者の利便性を上げて欲しいです。今は、過去放送を聞けるようになったので、かなり進歩しました。

6. すぐに録音あるいはタイマー録音

  1. すぐに録音
  2. タイマー録音

6.1 すぐに録音

録音ボタンを押せば、すぐに録音が始まります。

Audacity録音

停止ボタンを押せば、録音停止です。

Audacity停止

録音がうまく行くと、次の様になります。
Audacity録音

5.2 タイマー録音

タイマー録音機能もあります。録音と再生(r)タイマーを使った録音(T)…で、次の画面が開きます。

Audacity タイマーセット

微妙に時間のずれがあるので、前後1分位ずつ、余分に録音しておいた方が良いと思います。

Ok(O)を押すと、次の画面になります。

Audacity タイマースタート

タイマーが起動するまでの間、Mac本体の電源が落ちない様に、「システム環境設定」の省エネルギーで設定しておいて下さい。

7. 保存

ファイル(F)書き出し(E)…を選択します。

Audacity エクスポート

ファイル名を設定して、Saveを押すと、タグの設定画面になります。

Audacity MP3タグ設定

タグの設定内容は、ひな形として保存できる様ですし、デフォルト設定もできます。

OK(O)を押すと変換が始まるので、終わるまで待ちます。

Audacity MP3変換

これで、完成です。

録音用のアプリも売られています。使い勝手はわかりません。

(追記 2017-04-05 00:13)
Audio MIDI設定の説明に追記しました。

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