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朗読劇「シスター」を観て来ました

3月10日(金)、三倉茉奈さん(姉役)、池岡亮介さん(弟役)主演の朗読劇「シスター」を観て来ました。かなり急に決まった舞台で、しかも平日の夕方です。そして、大阪。うーん。どうしようか迷ったのですが、今までの朗読劇で外した事が無いので、行く事にしました。やはり、行って良かったです。

「シスター」チラシ

会場は、サンケイホールブリーゼでした。大きなホールなのですが、M列より後ろは使われていませんでした。L列までは、ほぼ埋まっていたと思います。

サンケイホールブリーゼ

3月12日で千秋楽を迎えていますので、ネタバレします。

私が有料イベントのレポートを書くのは、次の理由からです。

  1. 自分の記録のため
  2. 他の方がレポートを読んで、次回は行きたいと思ってもらうため
  3. 行きたくても行けなかった人に報告するため

あらすじ

姉と弟が会話しています。会話はたわいもない事から、死とはどういう事か、人生に一番大切な物は何か? と言う事です。会話していた二人は、実は…。
作・演出: 鈴木勝秀 / 共同演出: 石橋 祐

感想

話の最初の方で、姉の状況が明らかになります。姉は実は3歳の時に水難事故で亡くなっていて、弟だけに見える幽霊なのです。

台詞で出て来ますが、この朗読劇は死生観がテーマになっています。弟は、姉に死後に付いて聞きます。死後も怖いものはあるのかと? 姉は、誠意ある金額を貰えば答えると言います。死後に怖い物は、生きて行く上で一番大切な事と同じだそうです。生きている人間でそれを気付いたのは聖人(劇中ではブッダ)しか居ないので、ただで教える訳にはいかないと。

結局、それが明かされる事はありませんでした。私の予想では、死んだその人の事を忘れさられる事じゃないかな? 「人は二度死ぬ」とさだまさしさんが永六輔さんに教えてもらったそうです。一度目の死は「肉体の死」、二度目の死は「忘れさられる事」です。その人を覚えている人が誰も居なくなれば、生きた証が無くなります。

さださんは、永六輔さんの事でこの話をしていました。その為、永六輔さん作詞の唄だけを集めたCDを作りました。永六輔さんの詩が唄い続けられれば、永遠に生きる事になります。

死後の世界があるとして、死後に怖い事と言ったら、やはり、忘れさられてしまう事でないでしょうか? 生きていく上で大切な事は、多くの人と関係を持って、少しでも自分の事を覚えておいてもらえる人を増やす事ではないでしょうか? もちろん、良い記憶としてですけれど。

弟は、死に対して、大きな恐怖を持っています。その事が、舞台の終わりで、大きな意味を持ってきます。結局、弟がどうなるかは、明確には示されません。まあ、だいたいの予想はつきますが。

テーマが少し重たかったのと、会場が暗く静かで、動きもほとんどありませんでした。暑くもなく寒くもない環境で、心地良い声での朗読。これはもう、寝ろ! と言っているのに等しいです。

私は前日の帰りが遅く、当日も朝も早かったので、睡眠時間が少なく、かなり眠たかったです。眠気との戦いでした。私は最近、会議で居眠りしない技を覚え、その技のおかげで堪え切りました。何人か、他の人の話しを聞くと、やはりみなさん眠たかった様です。記憶のない時間があったと、話を聞いた何人かが言っていました。

スタッフがビデオを撮っていたみたいなので、パッケージ化されるのかな?

劇中、効果音が時々鳴るのですが、音割れしていました。ノイズ的な物もありました。調整不足かとも思いましたが、演出の一部かもしれません。

三倉茉奈さんの朗読は安定して上手ですね。危なっかしいかなぁと言うところも若干ありましたが(気のせいかもしれません)、わずかな練習期間で完成させたとは思えない出来です。カーテンコールは1回でした。舞台挨拶はありませんでした。

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