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NAS補完計画〜見知らぬ、NAS4Free〜

内容予告

NAS4FreeはParallelsにインストールされた。だがそれはすべての始まりにすぎなかった。 設定に奔走するお市のかた。NAS4Freeのウェブサイトは、NAS4Freeのスクラッチからのビルドを決心させる。 今回、「見知らぬ、NAS4Free」。今回も、サービス、サービスゥ!

NAS補完計画(NAS Instrumentality Project)の私なりの定義は、次の通りです。

機能・性能的に行き詰まったNAS(HDL4-G)を、私の手で他のNASに置き換える事。アンチA.T.フィールド(Application Type Field。つまりは、ファイルエクステンション)を展開し、ファイルをIPパケットレベルに還元し、各PCに分散したファイルを一つのデータの集合体として(NAS: Network Attach Strage)の中に再構成する。

まぁ、冗談半分の定義ですけれど。それに、補完ではなく置き換えですし。

自宅にあるNASは、とても古くて、遅くて、しかもOS X 10.7 Lionに対応していないのです。それで、NASを置き換えようとしています。

その方法の一つとして、FreeBSDにnetatalkなどをインストールして、家庭内サーバとして使おうと考えていました。

NASだけではなく、VPNサーバや家庭内DNSサーバ(またはDHCPサーバ)にも利用しようと考えているからです。

上記の記事を書いた時に、コメントをいただきました。

FreeBSDでNASをつくるなら、NAS4Freeの方がいいのでは?

nsbyさんより

FreeNASは知っていて、試していました。でも、なんだか、いまいちな感じでした。

NAS4Freeの存在は知っていたのですが、FreeNASの古いバージョンから派生した物なので、どうせ大した事は無いだろうと思っていました。

やっと、最近になって、試してみました。これが結構すごいのです。

NAS4Free

結構お手軽な幹事で、NASを組めます。用意されている代表的なサービスとして、CIFS(SMB), FTP, SSH, NFS, AFP, Rsync, iSCSI, DDNS, iTunes, UPSがあります。機能的に十分です。

サーバとしてLinuxベースの物を選ばずに、FreeBSDの物を選んだのは、私がZFSを使いたかったからです。ZFSが使えるのは、Solaris 10、OpenIndiana(元OpenSolaris)などです。

ZFSで作る、RAID-ZやRAID-Z2、安心できそうです。かといって、バックアップしなくてよくなる訳ではないですけれど。

ドキュメントも揃っています。やる気になれば、NAS4Freeを”0″からスクラッチビルドができます。

ビルドする時に、カーネルにカスタマイズを加えてしまえば、思い通りのシステムを組めます。

実際にやってみたのですが、うまく行きませんでした。Kernelをbuildする所で、うまくパッチが当たらずに落ちます。詳しく調べればわかりそうですが、手をつけていません。

NAS4Freeで残念だったのは、NAS4Freeの現時点の最新版の9.1でも、使われているNetatalkのバージョンが古い事です。調べた所、netatalk 2.2.4でした。ここはやはり、3.0系を使って欲しい所です。

Netatalk 3.0系の方が、サーバ内部でアクセスするファイルの数が減ったり、デフォルトの設定が見直されたり、文字コードが簡素化されたりして、パフォーマンスがあがっているとの事です。HATさんに教えていただきました。

NAS4FreeのAFPの設定画面を見ると、2.2.4系のnetatalkに深く根ざしているので、単純に自分でnetatalkだけを入れ替えると言うのはできなさそうです。

NAS4Freeは、NASとしてお手軽に使うだけなら簡単ですけれど、カスタマイズして使おうとすると、結構大変だと思います。

また、ちゃんとRAID-Zを組もうとすると、ZFSの知識が必要です。当たり前ですが。

これだったら、やはり普通にFreeBSDに必要なソフトウェアをインストールして使う方が、自由度が高そうです。

次回「NAS補完計画〜NASの価値は〜」予告

NAS置き換えに己の業をぶつけるお市のかた。そして語られる過去。
そして、OS X Lionにした時、所有しているNASは、お市のかたに希望を捨てさせた。
次回「NAS補完計画〜NASの価値は〜」みーんなで見てね。

お気づきかもしれませんが、タイトルと内容予告は、アニメ、エヴァンゲリオンを意識しています。

これらについては、次のページを参考にしています。ありがとうございます。

NAS補完計画〜見知らぬ、NAS4Free〜”に“2”個のコメント
  • nsby より:

    NAS4Freeはnetatalk 2.2.4なのですね
    NAS4Freeじゃないですけど、netatalkでOSXのTime Machine使ってますが、2.X から 3.0に変更したらかなり速くなったんで、3.0にしてほしいですね

    ZFSをまともに使うにはメモリかなり必要ですけど、大丈夫ですか?
    最低8Gぐらい無いと遅くて悲しくなりますよ
    メモリいっぱいあると色々遊べるFSですが・・・
    Time Machineをdedup + deflate(gzip-9)で設定したら遅い遅い。しかもあまり効き目がなく涙目でした(^^;

    • nsbyさんへ、いつもコメントありがとうございます。
      そうなのです。NAS4Freeのnetatalkは、2.2.4でした。AFP用の設定画面が、netatalk 2系べったりになっており、3系に直すのには、結構手間じゃないかと思います。

      自作するなら、次の構成にしようと思っていました。

      NAS補完計画〜人の造りしもの〜[追記あり]: プラスα空間
      http://oichinote.com/plus/2013/03/nas-complement-plan-homebuilt-computer.html

      CPUはCeleron 847ですが、ZFSがメモリを大量消費するのは知っていたので、16GBにしようと思っていました。SATAが4portあるので、ZRAID-5を組むつもりでした。

      でも結局、NASはQNAPのTS-412を買ってしまいました。

      NAS補完計画〜ナスが、来宅〜: プラスα空間
      http://oichinote.com/plus/2013/03/nas-instrumentality-project-the-nas-has-come.html

      いま、その設定で苦労しています。私がやろうとしているのは、VPNサーバとDHCP+内部DNSサーバを兼ねる事です。TS-412なら、簡単にできるはずだったのですが、誤算でした。めちゃくちゃ面倒です。(VPNは、標準ではサポートされていない、L2TP/IPSecを入れようとしています)

      netatalk 3.0.1も変な独自バージョン(P5)で、しかもバグを組み込んでしまっている感じですし。

      こんな事なら、やはり自作PCにFreeBSD 9.1を載せてカスタマイズした方が、性能も自由度も立ち上がりも良かったはずです。

      dedup + deflateと言う技術があるのですね。知りませんでしたので、調べました。教えていただいて、ありがとうございます。

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