「gravity×茉奈 佳奈 Special Live」(東京)コンサートレポートです[追記あり]

2014年5月25日マナカナ,文化・芸術,芸能・アイドル

3月30日と31日、「gravity×茉奈 佳奈 Special Live」を見てきました。度肝を抜かれました。30日と31日は、トーク内容が若干違ったのですが、演目はほぼ同じです。二日分をまとめて、ライブ中に書いたメモから、レポートしたいと思います。

gravity x manakana

また、4月28日に大阪公演があり、これで「gravity×茉奈 佳奈 Special Live」は一区切りです。

私は、シリーズの公演が終わるまでは、ネタバレ記事は書かない事にしています。シリーズ公演が終了したという事で、ネタバレ記事を公開する事にしました。

行きたくても行けなかった方の参考になれば幸いです。もし、追加公演があった場合は、ぜひ参加してください。

また、これを読んだ興行関係者が、追加公演企画を立ててくれないでしょうか?

セットリストですが、次の記事に完璧にまとめられています。ありがとうございます。

それでは、順に紹介していこうと思います。

この記事が、あまり変な検索ワードで引っかかるのが嫌なので、基本的に、みなさんをライブ中の呼び名で書く事にします。

  • cute … 三倉佳奈さん
  • cool … シルビア・グラブさん
  • sweet … 三倉茉奈さん
  • wild … 林希(はやしのぞみ)さん

開演は19時ですが、その前に場内アナウンスがありました。でも、普通の場内アナウンスと違うのです。cute, cool, sweet, wildの4人が、ほぼ一発取りで録音したおもしろアナウンスなんです。これを聞いただけで、わくわくしてきました。

そして開演。

まず、オープニングのダンス。このオープニングがエロい。舞台中央で、cuteが相手の男性とあんなポーズをしている…。右の奥の方ではsweetも。ダンスの途中で羽織っていた上着を脱ぐのですが、その衣装がまた刺激的です。

もう、最初から衝撃でした。

オープニングで流れるビデオで、sweetとcuteが、キスされたりキスしたり。何だこれは…。このビデオもエロチックです。

  1. ♪「Lady Marmalade」Christina Aguilera

このオープニングは、賛否両論あるらしいですが、私はあった方が良いと思います。今までの茉奈 佳奈とは全く違うという事を、観客に認識させるためにです。

ダンスの後は、続いて歌でした。

  1. ♪「Show Me How You Burlesque」(cool)
  2. ♪「恋のフーガ」(sweet, cute)
  3. ♪「Mr.サマータイム」(4人)

3曲続いた後、トークです。トーク内容を箇条書きすると、次の通りです。

  • 4人はみんな寅年。そして同級生(と言う設定)。
  • 自己紹介は、若い順に行こうか。wild→cool→sweet→cute
  • ライブをしようと言うのは、飲み屋で話が出た。
  • cuteは、仕事で初めておへそを出した。

次の歌は、寅年にちなんで虎メドレーにしようと思い、最初はタイガースの歌にしようかと思ったそうです。でも、実はみんなタイガースの事は知らないと言う事で、寅年アーティストのメドレーにしたとの事です。

私のメモ、および後から周りにいたマナカナファンに聞いた所、次の曲のメドレーだと言う事がわかりました。括弧内は、歌った人など注釈です。間違えていたら教えて下さい。

  1. ♪「寅年生まれのアーティストメドレー」
    1. ♪「パラダイス銀河」光ゲンジ (4人。ゲストがローラスケートで登場)
    2. ♪「TOMORROW」岡本真夜 (cute)
    3. ♪「赤いスイートピー」松田聖子 (sweet, cute)
    4. ♪「なごり雪」イルカ (cool, cute)(替え歌: 朝まで開いている庄屋)
    5. ♪「流星のサドル」久保田利伸 (wild)(替え歌: 自転車のサドルを取られる)
    6. ♪「北酒場」細川たかし (cute)(替え歌: 男を転がす女(sweet)がいる)
    7. ♪「雨の慕情」八代亜紀 (sweet)(替え歌: 金金くれくれもっとくれ)
    8. ♪「人生いろいろ」島倉千代子 (cool)(替え歌: シミ・シワいろいろ)
    9. ♪「古い日記」和田アキ子 (cool)(替え歌: Ha!)
    10. ♪「魅せられて」ジュディオング (sweet, cute)(替え歌: ちゃんと稽古来て姉さん)
    11. ♪「Telephone」レディーガガ (cool, wild)(替え歌: γGTP、クソバーバ、尿酸値、通風)
    12. ♪「愛は勝つ」KAN (4人)

最初の3曲は普通に歌っていたのですが、4曲目からは替え歌になっていました。11曲目だけ、誰に聞いても、元歌がわからないのです。う〜ん。(結局、大阪千秋楽で、舞台上のwildさんが教えてくれました。ありがとうございます。)

そして、トークです。

このメドレーの解説がありました。この替え歌は、自分の歌う歌の歌詞は、自分で考えたそうです。

cuteは、cool, wildカテゴリー、つまり「おっさん」に分類されるそうな。sweetはぶりっ子で、別カテゴリー。女子系のままです。

coolとwildの話によると、sweetとcuteの姉妹喧嘩が面白いとの事です。痴話喧嘩だと表現していました。

例えば、ライブに関するアイデア(ほとんどsweetが考えた)を、sweetのいない間に、cuteがcoolとwildの所にアイデアを持って行っちゃうそうです。

そこへ、sweetがトイレから帰ってきて、

sweet: 佳奈は1%も考えていないのに、自分で考えたみたいに言う!

と喧嘩になるそうな。

普段聞く事ができない話なので、面白かったです。

シルビアさんとマナカナは、マナカナが中1の時、一緒に舞台を踏む予定だったそうです。これは、マナカナの初舞台の予定でした。稽古も終わり、明日から劇場入りと言う所で、大人の事情でその舞台が中止になってしまったそうです。

これがシルビアさんとマナカナの縁ですが、同じシーンで出ていた事は無いのですが、希さんもふたりっ子に出ていたと言う縁があります。

希さんは、茉奈さん(麗子)が大人になってからの豪邸のお手伝いさん役です。希さんが豆腐入りのみそ汁を持って行って、高島忠夫さんに「なんで豆腐をいれるんや。」と怒られるそうな。(麗子の実家は豆腐店)

マナカナがふたりっ子に出ていたのは、10歳の時です。「希さんが同い年と言う事は、10歳でお手伝いさん役をやっていたのですか?」と、(確か)cuteから鋭い突っ込み!

今回のライブでは、4人は同級生という事になっています。sweetとcuteが、話の矛盾をついて、実は同い年で無いと言う事を証明するのが、楽しい演出になっていた様です。

次はまた歌(ダンス)です。 coolさんの、高い声での合図で始まりました。

  1. ♪「AKBメドレー」
    1. ♪「ヘビーローテーション」AKB48
    2. ♪「フライングゲット」AKB48
    3. ♪「会いたかった」AKB48

スピーカから流れる歌に合わせて、4人でダンスをしていました。AKB48の激しい振り付けを再現した様です。

歌の後のトークです。 めっちゃ疲れるとの事。coolもwildもすごい汗です。そこへ、cuteの次の発言。

cute: アイドルは、汗かかないもん

一瞬、場が凍り付きました。でも、少し遅れて拍手が起きていました。こう言う時、早く反応してあげないと、cuteが可哀相だな…。私の反省アイテムです。

一応、ユニット名は"CBGK"だそうです。

AKB48のダンスをするに当たり、sweetのエピソードが紹介されていました。sweetは、次のように言っていたそうです。

sweet: マイクスタンドが、AKBみたく先が丸くないから、ちゃんと踊れない。マイクスタンドを持っていない時は完璧に踊れるのに、マイクスタンドのせいで台無しになっちゃう!

このライブで使われていたマイクスタンドは、一般的な三脚タイプです。それに対して、AKB48が使っているのは、設置部分が円形になっているタイプです。なので、取り回しのしやすさが違います。

他のメンバーから、ダンスができない事をsweetはマイクスタンドのせいにしているとなじられていました。sweetは、ご機嫌斜めです。すねたsweet、カワイイ!

この後、coolとwildは、疲れたと言って退場します。ですがその際、sweetとcuteのきっかけ台詞を、次の形にしてきました。

sweetとcuteは、やり辛いといって嫌がっているそうですが、お構いなしです。その台詞が、コレ!

「それでは茉奈 佳奈さん、張り切って、どうぞ〜」

  1. ♪「未来へ」Kiroro (sweet, cute)
  2. ♪「I Will Always Love You」Whitney Houston (cool)
  3. ♪「When You Believe」Mariah Carey & Whitney Houston (cool, wild)
  4. ♪「I’m every woman」Whitney Houston (4人)

これで第一部が終わり、休憩(20:15〜20:25)に入りました。

休憩の前後にも、一発取りのアナウンスが入りました。

第二部での、ビデオ上映が始まります。その内容は、次の通りです。

ある会社で働くOLの紹介です。coolはどこにでもある会社のOL。cuteは総務で、お茶汲み。sweetは営業で、一日中コピー取り。wildは敏腕OL。仕事では接する事の無い4人ですが、ロッカールームで着替えて出て来ると…。

と言う流れで、4人が登場しました。衣装は第一部と違っていますが、やはりセクシー系なのは間違いないです。 登場後、ミュージカルで歌われた歌を披露すると言う流れです。

  1. Sweet Charityより♪「Big Spender」 (4人)
  1. Saturday Night Feverより♪「You Should Be Dancing」 (cool, wild, スーパーキッズ)
  1. Side Showより♪「I Will Never Leave You」 (sweet, cute)
  1. CABARETより♪「Maybe This Time」 (cool)
  1. Spring Awakeningより♪「Mama Who Bore Me ~ Reprise」 (4人)
  1. Nineより♪「Cinema Italiano」 (4人)

歌の後、トークです。

「I Will Never Leave You」は、体の一部がくっついてしまった双子(いわゆるシャム双生児)の歌なんだそうです。それを、双子のsweetとcuteが歌っています。

今までは、ミュージカルの曲を聴いてもらっていたので、次は、それぞれのオリジナル曲を歌うという事です。

「それでは茉奈 佳奈さん、張り切って、どうぞ〜」と、wildが紹介した後、cuteが言った台詞。

cute: 絶対同じ歳ちゃうわ。

と。(笑)

sweet: 二人で喋るの初めてだね。今までとは違った曲に挑戦できて、光栄です。このライブは、gravityさんの仲間で、映像、メイク、バンドなどを担当して作っています。

cute: 2曲歌います。1曲目は、私が作詞した「Sweet Home〜僕の帰る場所〜」。2曲目は、「だんだん」と言う朝ドラの中で生まれた曲「いのちの歌」です。

  1. ♪「Sweet Home〜僕の帰る場所〜」茉奈 佳奈 (sweet, cute)
  2. ♪「いのちの歌」茉奈 佳奈 (sweet, cute)

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あの衣装を着て歌われる「いのちの歌」にはちょっと違和感がありましたけれど、ずいぶんと唄が上達したように思えました。だんだん、自分たちの唄になっている感じです。

「Sweet Home」は、「La La La」の所で二人が手を振るのに合わせ、観客も手を振るのですが、初日は手を振っている人が少なかったです。二日目は、かなりの人が手を振っていました。私は、両日とも手を振りました。

歌い終わった後、coolとwildが出て来ました。

  1. ♪「Drunk In Love」gravity (cool, wild)
  2. ♪「SHIZUKU」gravity (cool, wild)

歌の後、メンバー紹介とそれぞれの告知タイムがありました。終わったり、違ったりしている所もあると思いますが、メモしていた通りに掲載します。

  • 押忍、ふんどし部。
  • 松下洸平さん。4/20TBS。もう一度きみにプロポーズ。三井住友銀行のCM。
  • 上山竜司さん。ファッションブラボーのゲスト。4/4, 4/13。
  • junkiesista(ジャンキーシスタ)。ハッピーリベンジ。10/17〜28。
  • MAEDAさん。物作り。虎の絵を描いた。iPhoneケース。MAEDA工房。
  • Lotus Juiceさん。背が高い。「ビッグマック200円」。作詞作曲。CD。ライブ。4/8東京国際フォーラム。完売。TOHOシネマズで中継。

告知の後、最後の歌です。メンバー全員で歌いました。

  1. ♪「Saturday Night in the City」

(バンドメンバー紹介)

  • キーボード: 原田達也
  • ベース、バンマス: 高木茂治
  • ドラム: 切通(きりとおし)和孝
  • ギター: 会田敏樹
  • Sax他: 清水直人

(客席にいる、スーパーキッズの紹介)

「Saturday Night in the City」は、最後の歌で、観客も盛り上がるところです。3月31日の公演では、事前に申し合わせた複数の観客で、ケミカルライトを振って応援しました。静かな歌でのケミカルライトは迷惑かもしれませんが、このような状況なら、ケミカルライトは「あり」だと思います。

これで、ひとまず終わりです。その後、アンコールが起きました。再び、登場してくれました。

sweetとcuteによると、お姉様方(cool, wild)は稽古への入りが遅いそうです。1時の予定が3時になったり。替え歌の通り、酒臭いんだそうです。 sweetとcuteは、自主稽古好きだそうで、coolとwildがいなくても、ちゃんとお稽古をするそうです。

先程は、ゲストの告知タイムでしたが、今度はメインキャストの告知タイムです。

  • 茉奈さん。5/26〜「HUGステレオサウンズ」
  • 佳奈さん。7月シアタークリエで「ええから加減」
  • 希さん。10月にジャーンキーシスタと
  • シルビアさん。シアターアックスで、「タトゥーショーティーン」。6/10にライブ。

そして、4月28日に大阪でライブがある事が告知されていました。 アンコールは、次の2曲です。ポルノグラフィティのメンバーが作詞しています。

  1. EC ♪「gravity」gravity
  2. EC ♪「Crows」gravity

終演後、また一発取りのアナウンスがありました。「グッズを買わないと、今日は帰れない。ハイ、買っちゃってー」みたいな。

このライブは、初日より、千秋楽(二日目)の方が、絶対ノリが良かったです。初日に感じた、舞台と客席の温度差も縮まっていました。

ぜひ、もう一度行きたいライブです。

(2012-05-04 08:48)

twitterで、@teru118さんにいろいろご指摘を受けたので訂正しました。

検索エンジンをさけるつもりで、単語の置き換えをしていますが、同じ記事内に入っちゃっているので、無意味かも…。しばらく様子を見てみます。

(2012-05-04 09:21)

@zeke0223さんからもご指摘がありました。「ハイ、買っちゃってー」。

(2012-05-04 09:35)

@teru118さんからのご指摘です。「なごり雪」はイルカバージョンとの事。それと「金金くれくれ」。

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Posted by お市のかた