ドラマ「鈴子の恋」第6週

マナカナ,映画・テレビ・ラジオ

「鈴子の恋」は第6週目です。今週も、一週間分をまとめ見しました。

ふぅ〜、まとめ見は疲れます。今回は、4本目辺りから集中力が切れて来て、話を追えなくなってきました。

先週は、ビデオを見ながら、随時要点をメモすると言う方法を取りました。ところがこの方法は、メモが詳細になりすぎてしまいます。また、メモを取りながら見る為、ドラマを楽しめないと言う問題があります。

そこで今回は、CMになるまで画面に集中し、CMの間にまとめてメモを取ると言う方式にしました。

いかがでしょうか?

先週書いた次の記事が、かなり閲覧されていました。

なんでかな〜と思ったら、放送を見て納得。ワカナと鈴子で、金色夜叉ネタをやったのですね。

それと、色々な所で、「『鈴子の恋』に、マナカナのどっちかが出てる」と言う書き込みを見かけます。マナカナのどっちかじゃなくて、「鈴子の恋」のミスワカナ役で出ているのは、三倉佳奈さんですからね〜。

以下、敬称略です。

「鈴子の恋」(あらすじ)

新興演芸でワカナとコンビを組むか、吉本に来るかを迫れていた鈴子(映見くらら)は、結局吉本に行く事にしました。鈴子は、ワカナ(三倉佳奈)から、ライバル宣言を受けます。

鈴子と春夫(佐野和真)は、いきなりモタレ(取りの一個前)を持たされます。それを妬んだ吉本の芸人のイジメに遭います。そんな逆境をはねのけ、鈴子と春夫の漫才は大受けします。

順調だった鈴子と春夫でしたが、とうとう春夫に召集令状が来てしまいました。コンビ解散です。

御寮人「せい」(かとうかず子)から、相方として柳枝師匠を進められますが、鈴子はかたくなに断ります。柳枝師匠(神保悟志)にメロメロになっていた鈴子は、舞台に私情を持ち込みたくないのです。もう潮時と、柳枝師匠との関係も、清算しようとしています。

それにつけ込む様に、新興演芸から、またもや鈴子の引き抜きが始まります。

たまたま、南京でお世話になった一関大佐(岡田浩暉)が帰国する事になりました。それに合わせ、一日だけ、鈴子・ワカナ・一郎(清水伸)のトリオが復活する事になりました。公演は見事成功します。

幸せな気分で、水掛不動を目指して来た鈴子が見た物は、蓮華(小野かおり)と仲良くしている柳枝師匠でした。

いきなりの舞台で、鈴子と春夫の漫才が通じると言うのは、鈴子の実力なんでしょうね。

柳枝師匠の女癖の悪さは、鈴子はしっかり知っているはずなのに、引っかかってしまうのですね。それ程、柳枝師匠の女性を口説く能力が高いと言う事でしょうか? 毎日、ご飯をおごったり、プレゼントしたり。マメなんですね。でも、次から次へと女性を口説き回る柳枝師匠、すごすぎます。

一方の蓮華も、花丸→春夫→柳枝と、次々と男性を替えて行きます。恋多い女性なのですね…。

「鈴子の恋」(詳細編)

英次郎(片岡鶴太郎)は、御子柴(彦摩呂)からイノシシ300頭(10円札300枚)を贈られました。英次郎は、その内50毎位使ってしまいます。魔が差したのだと。御子柴は、新興演芸の社員になっていたので羽振りが良くなっていた。そんな御子柴に、鈴子が新興演芸に入る条件に、日向鈴子一座の座員の面倒も見て欲しいと頼みます。ですが、新興演芸には、芸人を預かる余裕は無いと言われてしまいます。

エンタツ師匠(青野敏行)も鈴子の所にやってきます。英次郎が新興演芸からの金を使ったのを知り、吉本には縁がなかったのかと。それなら鈴子は、ワカナと一緒にやれば良いが、ワカナにつぶされない様にと忠告します。

鈴子が、新興演芸か吉本に行ってしまうと、日向鈴子一座は解散になってしまいます。その事に、夏子(大谷允保)は強く反対します。みんなと一緒に、美咲を育てたいと。

天宝(田口主将)は、「その才能をみんなでつぶすことになるかもしれないんだ。このまま一座を続ける事が日向鈴子と言う日本の宝をこの世からなくす事になるんだ。」と、一座のみんなに呼びかけます。そして、判断は鈴子にゆだねられました。

吉本の御寮人「せい」の元へ行く鈴子。吉本に入れて欲しいとお願いします。吉本の看板を背負って立つと、鈴子が宣言します。

御寮人の答えは次の通りです。「花は満開になったら散ります。月も満ちれば欠けます。満開になって満月になるか、それとも散って闇となるか。一か八か賭けてみよ思てあの小屋花月って名付けたんです。春には満開の桜。秋には中秋の名月を見せて下さい。」

その宣言を受け取った御寮人が、座員の面倒を見てもらう条件で、吉本に鈴子が契約します。ただし、鈴子と春夫が、大阪弁をしゃべる事が条件でした。

ワカナからの誘いを断った鈴子は、ワカナに謝りに行きます。でも、ワカナからは、これからは敵同士だと、ライバル宣言をされてしまいます。

鈴子が吉本へ行く為には、英次郎が使ってしまったお金を御子柴に返さなければなりません。そのお金は、一座の衣装と、さきの着物を質に入れて捻出しました。英次郎は、質札が流れる前に、着物を取り返すつもりです。

一座の座員の扱いは保証された物の、結局一座は解散です。

鈴子は、相方に春夫を選びました。鈴子の漫才に、どうしても春夫のギターが必要だからです。でも春夫は、蓮華の漫才の相方をしていました。相方を引き剥がされた蓮華は、水商売に転じる事を告げます。

鈴子と春夫のコンビは、デビュー早々、吉本のモタレ(取りの一個前)を勤める事になりました。その事を、吉本の先輩芸人にねたまれ、数々のイジメを受けます。

吉本の楽屋に、カッパ巻きを差し入れる英次郎。差し入れを取りを勤める竹団治(藤原光博)に持って行けば喜ばれると、鶴子(さゆり)に吹き込まれます。ところがそれはウソで、竹団治はキュウリが大嫌いなのでした。怒った竹団治は、取りを投げ出して帰ってしまいます。

楽屋に帰って来た春夫は、春夫のギターの弦が、何者かに依って切られている事に気づきます。我慢していた春夫が、遂にキレてしまいます。そこへ柳枝師匠が入って来て、吉本の芸人を一喝します。

鈴子は、取りを柳枝師匠にお願いしました。柳枝師匠は引き受けてくれましたが、条件として、公演が終わった後にお寿司を食べに行く事を突きつけました。

鈴子と春夫の出番の一つ前となった時、「鶴子と亀雄」の漫才を見て、愕然とします。鈴子と春夫がやろうとしていたネタをパクられていたのです。

鈴子は急遽、南京でワカナと一郎がやっていたネタを使う事を決め、打ち合わせをします。

そして、鈴子と春夫の順番が回ってきました。それまでまばらだった客席が、何故か埋まって行きます。それは、ワカナが差し向けた、角座からの客だったのです。そのワカナも、法善寺花月に潜り込んで、その漫才を見ていました。

鈴子と春夫の漫才は、大受けします。英次郎も御寮人もホッとしました。ワカナは、面白くない様子です。

御寮人は、明日からも鈴子にモタレをやらせるつもりです。

約束通り、鈴子と柳枝は二人っきりで食事をしています。柳枝は自分の事をヤナさんと呼ばせ、鈴子の事をスーちゃんと呼ぶ事にしました。

鈴子は、いつもは柳枝のいやらしさが嫌だったのですが、この日はそうではありませんでした。そんな雰囲気の中、水掛不動の前で柳枝から好きだと打ち明けられます。そこは、4年前に初めて鈴子と柳枝が出会った場所でした。

まんざらでもないと思っていた鈴子でしたが、柳枝に奥さんがいる事を知り、激怒してしまいます。

次の日の公演でも、モタレが鈴子と春夫だとしった取りの芸人が帰ってしまいます。激怒していた鈴子ですが、結局柳枝師匠に取りをお願いする事になってしまいました。

取りを引き受けてくれた柳枝師匠でしたが、鈴子の「もし、ウチらが取りやったら」と言う一言が、柳枝師匠を怒らせてしまいます。身の程知らずだと。涙を流してなく鈴子を、柳枝が抱きしめます。

鈴子が吉本に来てから、一ヶ月が経っていました。鈴子が来てから、吉本に人気が戻って来て、遂に大入りを出せました。そんな鈴子達に、個室の楽屋が与えられました。そんな様子を見て、吉本の芸人によるイジメは、ほぼ治まって来ていました。

竹団治師匠の事もわかって来ており、わさび控えめな鉄火巻きを差し入れるまでになりました。竹団治師匠は、わさびが苦手なのです。でも、楽屋では「わさびが効いていて美味しい。師匠も喜ぶ」と、相変わらずウソを吹き込まれていたのでした。

鈴子は、いつも柳枝と食事をしています。気を揉む英次郎に鈴子は、もうすぐ男女の関係になってしまうかもと告げます。激怒する英次郎に、鈴子は反発します。お父ちゃんのオモチャではないと。鈴子は、赤ちゃんの時に産みの親から引き離されたり、7歳で芸に付かされたり、真蔵(木村了)との恋に反対されたり。

そんなある日、鈴子は柳枝に宿屋街に連れて行かれます。でも、そんな気分ではないと、鈴子。鈴子のお腹が鳴り、食事に行く事になりました。

鈴子は、柳枝になめた扱いをされるのは嫌ですが、嫌いになられるのも嫌です。いつしか、柳枝にメロメロになっていたのです。柳枝も鈴子の事が可愛くて、仕方ありません。

順調に行っていた、鈴子と春夫のコンビですが、とうとう春夫に赤紙が届いてしまいました。春夫が出征する事になってしまったのです。

春夫は、鈴子とともに、最期の舞台を踏んだのでした。

相方を失った鈴子。相方がいなくては、漫才ができません。御寮人から、柳枝師匠を斡旋されます。それは、柳枝師匠の策略でした。

舞台に私情を持ち込みたくない鈴子は、必死に断ります。夫婦漫才だと思えば良いと、柳枝師匠は言いますが、そんな残酷な気持ちに成れないと鈴子。

鈴子は、柳枝師匠と別れる為に、吉本から出て行く覚悟です。柳枝に奥さんがいるので、鈴子は身を引くつもりなのです。柳枝は、奥さんと別れても、鈴子との関係を続けたいと言います。

鈴子は英次郎と、蓮華が働いている「倶楽部ほうせんじ」にやってきます。そこへ、酔っぱらった柳枝が来ます。柳枝は英次郎に、鈴子との結婚を請いますが、ハイボールを浴びされてしまいます。英次郎は、柳枝の様な軽いヤツに、鈴子を渡したくないのです。

鈴子の相方を巡る攻防は、続きます。

御子柴が、今度は本当のお菓子(カステラ)を持って挨拶に来ました。でも、結局は、鈴子の引き抜きなのです。鈴子がこのまま吉本にいたら、鈴子は柳枝の愛人になってしまうと忠告します。鈴子・柳枝と、鈴子・ワカナのどちらが日本を代表する漫才師かを考えてみた方が良いと忠告します。

吉本でも、鈴子の引き止めは続いています。エンタツ師匠は、鈴子がワカナと組んだら、鈴子はワカナの引き立て役にしかならないとわかっています。引き立て役は、星の数程いるけれど、引っ張って行ける人間は、数えられる程しかいないと。鈴子は、御寮人が選んだ数少ない人間なのです。

そこへ、ワカナがやってきます。鈴子とコンビを組ませて下さいと。話し合いの結果、一関大佐が帰って来る一日だけ、法善寺花月でコンビを組ませてもらえる事になりました。

鈴子とワカナの公演は、「第百八師團一関部隊 凱旋記念特別公演」と名付けられました。

鈴子とワカナの漫才は、大受けします。講演後、楽屋に一関大佐が訪ねて来て、ワカナと鈴子を食事に誘います。ですが鈴子は、ワカナに頼まれていた通り、遠慮して出て行くのでした。

鈴子は、いつも通り水掛不動に向かって歩いていた所、水掛不動の前で、蓮華と仲良くしている柳枝師匠を見てしまいました。

はぁ〜、無茶苦茶長くなってしまいました。こんなはずじゃなかったのに。

鈴子は、ワカナとの漫才、ほとんど即興でやり遂げてしまいます。ワカナも鈴子も天才なんでしょうね。

先週は「才は才を育てる」と言っていたエンタツ師匠ですけれど、才能を花開かせた鈴子にとっては、もうワカナはいらないと言う判断なのでしょうね。

「ワカナの恋」(あらすじ)

ワカナは、吉本を辞め新興演芸に行く事を決めていました。鈴子が吉本に入ったのを知り、鈴子にライバル宣言をします。

ワカナは、一郎とあまり上手く行っていません。ワカナが、南京で出会った一関大佐にゾッコンだからです。それは、男女関係だけではなく、漫才の相方としてもです。南京で鈴子と組む事の楽しさを知ってしまったワカナは、ライバル宣言をする一方、なんとかして鈴子と漫才を組みたいと思っています。

一関大佐が一時帰国をする事を知り、一日だけワカナと鈴子が組んで漫才をする事になりました。漫才は大受けで終わります。

漫才は成功したものの、一関大佐が本当に好きなのは鈴子だったと言う事を知り、ワカナはショックを受けます。

簡単に書くとこんな感じですね。ワカナの一関大佐に対する想いは、片想いだったのです。鈴子に振られ、一関大佐にも振られてしまったワカナ。ワカナの漫才は人気があるものの、それ以上の物が掴めないのですね。それは、恋も一緒でした。

こうやってまとめると簡単なのですが、このまとめの為には、必死にメモを取っています。ワカナ視点で「鈴子の恋」をまとめた、「ワカナの恋」の詳細編です。長いので、興味のある方だけ、お読み下さい。

「ワカナの恋」(詳細編)

ワカナは、吉本を辞め、新興演芸に行く事を決めています。

一方鈴子が吉本へ行く事を聞いたワカナは、鈴子がこれからは敵となると宣言します。「ウチと一緒には仕事をしたくなかったんやないの」と、なじります。

ワカナは、座員の為に自分の事を優先できない鈴子を見て、「あんた、優しすぎるわ」と言い放ちます。この世界は、勝負の世界だと。

今後、ワカナと鈴子は、同じ時間帯に漫才をする事もあるはずで、その為に御寮人は、ワカナから客を奪う為に鈴子を受け入れたのだと。

ライバル宣言をしたワカナは、吉本から立ち去ります。「いぬわ。ここともお別れや。さいなら。」

鈴子が法善寺花月にデビューした日、ワカナは角座(ミナミ)で漫才をしていました。ワカナは、自分の客に、花月で鈴子が漫才をするので、見に行って欲しいと言います。敵に塩を送っています。

そう言ったワカナも、こっそりと鈴子の舞台を見に行きます。舞台では、鈴子がワカナのネタを使って笑いを取っていました。

鈴子の舞台が終わった後、ワカナと出会った鈴子は、ワカナのネタを無断で使ってしまったと、ワカナに謝ります。ワカナは、別に使っても構わないと。この世界は、笑いを取った者が勝ちだと。ただ、笑いは間が勝負なので、笑いに慣れたらダメだと忠告します。間は、魔物の魔だと、鈴子に指導します。

「ウチのネタはいつ使うてもかまわん。おもんなかったら怒るで。」

道頓堀の角座の楽屋に一郎が入ってきます。一郎は何か言いたそうです。そんな一郎にワカナは怒ります。こんな空気は家に持って帰りたくないと。

一郎の不満は、一関大佐へのワカナの手紙の代筆でした。代筆ばかりでなく、読むのも嫌だったのです。ワカナは文字の読み書きができなかったので、代わりに一郎がこなしていたのでした。

籍こそ入っていないが、ワカナと一郎は夫婦みたいなものです。ワカナは、一郎にコソコソするのが嫌だから、一郎に書いてもらっていると。

いつもは、一関大佐からの手紙は、ワカナが開封します。封筒の封を開けるのが、ワカナの楽しみだったのです。でも今回は、一郎が勝手に開封し、中を先に読んでしまいました。ワカナは怒ります。一郎も気分が悪くなり、手紙は他の人に読んでもらえば良いと、出て行ってしまいます。

どうしても手紙を読みたいワカナは、鈴子に頼みます。鈴子は、独学で少し漢字が読めます。読める所を拾い読みした所、一関大佐が、来週大阪に来る事がわかりました。

道頓堀の角座のワカナ達の楽屋に、一郎が入ってきます。何か不満そうです。一郎の不満の元は、一関大佐からの手紙でした。読み書きできないワカナの為に、一関大佐の手紙の代筆をしています。一関大佐を想うワカナの気持ちが不満なのです。一関大佐からの返事を読んであげるのも嫌でした。

いつもは、ワカナが一関大佐からの手紙を開封します。ところが今回は、一郎が先に開けて、一人で読んでしまっていました。その事をワカナは怒ります。文字は読めないものの、封筒を開けるのが楽しみだったと。ワカナにそういわれた一郎は怒ってしまい、手紙を読んであげずに、出て行ってしまいます。

どうしても、手紙を読みたいワカナは、鈴子に頼みます。学校に行っていない鈴子も漢字は苦手です。でも、独学で、少しは読み書きできるのです。

読める所を鈴子が拾い読みすると、一関大佐が来週大阪に来る事がわかりました。

柳枝と鈴子がコンビを組んで、漫才をやらされそうと言う話を聞きます。それは、ワカナにとっても、脅威との事です。

でも、恋仲の相方とコンビを組む事に否定的な鈴子は、ワカナに問いかけます。一郎と漫才をやっていてたのしいか? と。ワカナは、相方と、心と体も慣れすぎたら魅力が無くなるものだと考えています。それが、男と女の関係だからです。鈴子が柳枝師匠を好きなら、コンビを組めば良いと言い放ちます。

その事で、鈴子が悩んでいて、水掛不動に相談に行ったのでした。そこへワカナがやって来たとの事です。

それが、水掛不動の答えだろうと、ワカナは鈴子を新興演芸に誘います。

その日、一郎は家に帰らなかった様です。一郎に、何処に泊まったかを問いただすワカナ。一郎は、友達(男)の所に泊まったと。ワカナも、それ以上は追求しませんでした。

昨日の喧嘩は尾を引いています。一関大佐の手紙は鈴子に読んでもらい、一関大佐が来る事を告げます。その時、もし一関大佐が朝まで付き合って欲しいと言ったら、付き合う覚悟だと。一関大佐は、この後また外地に行きます。今度はいつ逢えるかわからないと。その上、一郎に、こんな話を聞いて嫌に思うののなら、出て行っても構わないと。相方は鈴子に頼んであるから、一郎は不要だと言ったのです。

一郎は、そんなワカナを相手にしてもキレません。腹が立つのは腹が減っているからだろうと、何か食べ物を買って来ると。

一郎と入れ替わりに、御子柴が入ってきます。御子柴は今、ワカナのマネージャをしています。ワカナが鈴子とコンビを組むかも知れないと言う事で、新興演芸の支配人も大喜びしていると報告します。

一関大佐が来る事で、それどころではないワカナ。来週の陸軍病院の慰問を断ってもらう事にしました。

鈴子は、柳枝との縁を切る為に、新興演芸に行こうとしていますが、不義理をしたくないと。そんな鈴子を見てワカナは、芸の為なら、義理も縁も重きって捨てる事が必要と考えています。せっかくの才能をつぶす事になると。

ワカナは、鈴子と一緒に金色夜叉をやって、一関大佐に見せたいと想っています。新しい着物をおろして。

鈴子の楽屋で、鈴子が御寮人とエンタツ師匠とで話している中へ、ワカナが来ました。ワカナは、鈴子をウチに下さいとお願いします。エンタツ師匠は、かつて素人の一郎と組んだ事を引っ張りだし、認められないと言います。でもワカナは、鈴子とコンビを組んで、その楽しさを知ってしまったのです。

鈴子が吉本を辞められないのなら、せめて来週の火曜日、一日だけ鈴子を貸して欲しいと頼みます。一関大佐が帰って来るその日に、南京でワカナと鈴子でやった漫才を、今一度、一関大佐に見せたいと考えていました。

御寮人は、鈴子を貸し出す事を了承します。ただし、法善寺花月ならと言う条件を付けます。

遂に、一関大佐がやって来る日がやってきました。題して、「第百八師團一関部隊 凱旋記念特別公演」です。

ワカナは、鈴子と打ち合わせます。ワカナは鈴子に、ワカナが何か言ったら、お客さんの反応を見て、即興で返してと注文します。

とても緊張している鈴子。その緊張を解きほぐす為に、ワカナは鈴子の乳首辺りを両手の人差し指でつつきます。「乳首、当たった?」

ワカナと鈴子と一郎の漫才は、大受けします。その公演には、大入りどころか、入れないお客さんが並んでいる程です。南京での漫才を再現しつつ、一関大佐の話を取り入れつつ、即興で漫才が進んで行きます。一関大佐が紹介され、満場の拍手がわき起こります。

漫才が終わった後の楽屋で、ワカナと鈴子が話しています。ワカナは、一関大佐と二人っきりになりたいので、一関大佐から鈴子が誘われても、断る様にと約束させられます。

そこへやって来た、一関大佐。ワカナは、一関大佐に抱きつきます。鈴子も一関大佐から食事を誘われますが、約束通り、鈴子は断りました。

ワカナと一関で、料亭で食事をしています。ワカナは、移籍騒ぎで色々あって、心細かったと。そんなワカナを見て一関大佐はワカナを、「甘えん坊で、可愛い人ですね」と評します。嬉しくなったワカナは「イッチ〜」と返します。ワカナは、南京以来、一関大佐の事が好きだったのです。

そんな一関大佐ですが、すぐにビルマに向かう事が決まっていました。そして、日本はアメリカと戦争になる事を告げます。それに続け、一関大佐は鈴子の事が好きだと言う事も。ワカナの気持ちを知っている一関大佐は、残酷な話だとわかっているものの、遺言として聞いて欲しいと言う事でした。

一関大佐は、ワカナを想う一郎の気持ちにも気づいていて、一郎の文字が泣いていると告げます。

第27話で、一関大佐と食事をしている時の衣装です。

ワカナ、余裕で漫才をしている様ですが、全体としてはワカナにとってあまり良い方向に進んでいない感じがします。一郎との男女仲も危なげになって来ていますし、相方としても限界を感じている様です。

一日限りでしたが、鈴子と漫才ができました。これでますます、鈴子と一緒に漫才をやりたくなってしまうのではないでしょうか?

一関大佐に告りましたが、あっさりと振られてしまいます。一関大佐は、物静かな女性の方が好みなんですね。

一関大佐は、歳が若くて、護ってくれそうな母親の様なタイプの女性が好みなのでしょうか? それじゃあまるで、シャア大佐…。って、ガンダムネタでした。すみません。

読み書きできないって、辛いですね。鈴子は頑張って、少しだけ読み書きできる様になりましたが、ワカナはそういうチャンスが無かったのかな…。読み書きよりも、芸を選んだって事なんでしょうね。

今の日本は幸せですね。こんなに幸せな環境なのに、ちゃんと勉強しない生徒がいます。MOTTAINAI。

鈴子にちょっかいを出すワカナ(佳奈さん)。そんな、はしたないですよ…。女性の乳首をつつくなんて…。でも、そのおかげで、一気に鈴子の緊張がほぐれましたからね。

佳奈さんの「イッチ〜」には、クラクラ来ました。ヤバすぎる…。私の昔のニックネームだもんな〜。「イッチー」にハンドルを変えたい気分です。変えないけど。

あ〜あ、この記事を書くのに、15時間かかっています。時給で換算したら、かなりの額になります。でも、一銭にもなりません。有料のメルマガにしたら、読者が付くのでしょうか?

時間がかかる原因は、「詳細まとめ」です。ビデオを見ながらメモして、それを元にノベライズしている様な物だもんな〜。

どうせ、詳細編を真面目に読む人も数少ないだろうし、あらすじをまとめる為だけだったら、メモを読み返せば良いや。あらすじをまとめるだけだったら、10分程度だし。

来週から、詳細編の掲載は止めよう。

でも、「ワカナの恋」(詳細編)は、続けるつもりです。佳奈さんへの愛があるから。

第7週の「鈴子の恋」では、佳奈さんファンにとって、衝撃的な内容があるそうです。「初めての領域の芝居」って…。怖い。

一部地域で、特別番組が放送される様です。興味のある方は、ぜひご覧下さい。

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Posted by お市のかた