Ubuntu 9.10のswap領域を縮小[追記・訂正あり]

2012年6月6日パソコン・インターネット

PowerMac G4/MDDにUbuntu 9.10インストールした時は気づいていなかったのですが、32bitのPowerPCのswapの最大サイズは2GBなのですね。

この資料は、Debian GNU/Linux 3.0の物ですが、同じDebian系であるUbuntuでも同じと思われます。

さらに、ググってみると、次の記事を見つけました。

やはり、2GBです。mkswapのマニュアルページで確認できる事がわかりました。NOTESのに書かれています。やはり、PowerPCは2GBの様です。

また、swap領域自体、使われていない様です。実メモリで済んでいる様です。cat /proc/swapsで確認できます。

昔の知識で、「swap領域は、実メモリの2倍とする」をそのまま実践してしまいました…。実メモリが2GBなので、4GBをswap領域に割り当てていたのです。

本当に、PowerMac G4が32bitプロセッサかどうかを調べるために、次の事をしていました。

そういう状態なので、swap領域を縮小することにしました。swapに2GB割り当てて、残りの2GBをFAT32領域とすることにしました。FAT32にした理由は、UbuntuとMac OS Xの間で、ファイル交換をするためです。

swap領域の縮小には、Ubuntu 10.04 LIVE CDのGpartedを使いました。

LIVE CDからのBoot後は、swap領域が使われており、鍵マークがついています。Gpartedで、linux-swapの右クリックメニューからSwapoffにして、鍵マークを外します。

次に、同じく右クリックメニューのResize/Moveで、2048MB/2048MBに分けます。すると、unallocatedと言う領域ができます。

そのunallocatedと言う領域で、右クリックメニューのNewを選び、File systemにhfsを選びます。

最後に、Edit→Apply All Operationsを選んで終了です。

これで、無事、swap領域の縮小と、HFS領域を作ることができました。

(追記・訂正 2010-07-13 22:37)FAT32領域を作っても、Mac OS X側で自動認識してくれませんでした。Ubuntu側のGpartedで、hfs領域として再フォーマットしました。無事、Mac OS X側でマウントできるようになりました。hfsだと、Mac OS XとUbuntuの両方で、読み書き可能のようです。

Posted by お市のかた