Snow Leopardでguestを使う時の注意
昨日、Snow Leopardに恐怖のバグ?!がある事を書きました。このバグが発生する条件が特定されていたようです。この件も、Snow Leopardのバグに付いて教えてもらった人に教えてもらいました。許可を得ているので転載します。情報提供、ありがとうございます。
この件についての報道を見ていると、データが消失するのは、次の場合に限定されるようです。
- Leopardの時に、Guestアカウントを有効にしていた。
- そのままSnow Leopardにアップグレードした。
- その後、自分のアカウントで作業していた。
- 間違えて(もしくは必要なために)Guestでログインした。すると、ログインに2,3分かかった。
- その後自分のアカウントにログインしたら、データが消えていた。(というか、アカウント自体が初期化されていた)
アップグレードの後にGuestアカウントを有効にした場合は、データ消失は起きないとのこと。なので、アップグレードの処理中に、何かのフラグが誤ってセットされていて、Guestアカウントでログインすると他のアカウントが初期化されてしまうということのようです。
もし、Leopardの時にGuestアカウントを有効にしていて、アップグレードした人は、Guestアカウントを無効にしておけば、安全なようです。
どうしてもGuestアカウントが必要な人は、事前に必要なバックアップをしてから、Guestでログインし、データが消えてしまったら、そこから復旧するということになります。
つまりは、Leopardでguestアカウントを利用可能にしたままでSnow Leopardにupgradeし、その後guestでログインした場合だけに発生すると言う事です。
この記事の情報ソースは、次の物です。英語です。
記事では、とにかくTime Machine等の方法でシステムのバックアップを取っておく事を、非常に強く推奨していました。
実は12日からAppleはこの問題を認識し、修正するつもりであると発表していたようです。これも、英語です。(最初に教えてもらった時に知らされていたのですが、気がついていませんでした)
guest(ゲスト)アカウントは、ネットワーク上の他のMac/Windowsから、自由に共有フォルダを見せる為に利用されているようです。
Snow Leopardで、どうしてもそういう使い方をしたい人は、次のどちらかの方法があるようです。
- Leopardで一旦guestを無効にしてからSnow Leopardにupgradeし、その後でguestを有効にする。
- guest以外のパスワード無しアカウントを作り、ペアレンタルコントロールで制限を付けておく。
それが不要な人は、guestアカウントを無効にしておくのが良さそうです。
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